タッピングタッチ 簡易インストラクション ★A4に印刷する(こちら)
1)後ろに座って、リラックス
タッピングタッチをすることが決まったら相手の後ろに座ります。
椅子でする場合は、じゃまにならないように、背もたれが脇にくるように座ってもらいます。
2)肩甲骨の内側に軽く両手をそえる
相手の首から少し下がったところの、肩甲骨の内側の辺りに軽く手をそえます。
「こんにちは、これから始めますよ〜」と相手の体に知らせるような感じで、ほんの数秒でOKです。
3)背中をタッピング
手を置いていた肩甲骨の内側の辺りを、1〜2秒間に左右1回ずつのリズムで、左右交互に均等にタッピングします。
タッピングは、指先の腹のところを使って、軽く弾ませるようにソフトにタッチします。
ポイント:タッチの位置は、主に背骨の横の筋肉の上の辺りです。強くたたいたり、力を入れたりしないように気をつけましょう
4)腰の辺りを「ゾウの鼻」でタッチ
しばらくタッピングできたら、背骨の両脇の筋肉をタッピングしながら、徐々に下りていきます。
次に立ち上がって、腰の辺りを「ゾウの鼻」でタッチします。ゾウの鼻のように、腕をぶらんと左右交互に振りながら、手の甲を相手の腰のあたりにポンポンと当てるようにします。
ポイント:床に座っている場合は、ひざ立ちでおこないます。ぶらぶらと、ずぼらな感じでする方が効果的です
5)肩や腕、首と頭をタッピング
腰が終わったら、立ったままで肩や腕、そして首と頭をタッピングしていきます。
首と頭は他のところよりも繊細ですので、相手に「首と頭もしてもよいですか〜」と聞いてからおこなってください。
ポイント:肩たたきのように強く叩いたり、マッサージのようにならないように気をつけて。
こめかみの辺りも気持ちよく効果的です
6)「ネコの足ふみ」タッチ
もう一度座って、背中に「ネコの足ふみ」タッチをおこないます。手を軽く丸め、ネコがその場で足ふみをするような感じで、左右交互にタッチしていきます。力を入れず、腕の重みを利用しながら、左右に少し揺らぎながらおこなうと良いタッチになります。
ポイント:力を入れず、腕の重みを利用しながら、左右に少し揺らぎながらおこなうと良いタッチになります
7)「コアラの木登り」タッチ
次に、「コアラの木登り」というタッチも試してみましょう。相手をやさしく包むように、手のひらでタッチします。ここでも左右に揺らぎながら、肩と腕におこないます。
ポイント:強く握らないように気をつけましょう
8)リクエストを聞いておこなう
一通りできたので、相手にしてほしい場所やタッチのリクエストを聞いておこないます。ここちよく感じるところへのタッチはより効果的です。
9)背中に「ソフトタッチ」
終わりに向けて、柔らかい手のひらで左右に触れる「ソフトタッチ」をします。そして再び、肩甲骨の内側あたりに軽く手をそえて静かにします。最後は、背中や腕を気持ち良く、何度かさすって終わります。
ポイント:強く押さないように気をつけましょう
全体を、15分くらいかけて、ゆったりとおこなうのが理想的です。
タッピングタッチはお互いをケアする手法ですから、できるたけ交代して行い、お互いを大切にする時間を楽しみましょう♪
基本型をするときには4拍子のゆったりした音楽があるとやりやすいです。
ぴったりの音楽として「タッピングタッチインストラクション&ミュージックCD」があります。
開発者の中川一郎さんの声での基本型のガイドと、福井幹さんのゆったりとしたステキな音楽がはいっています。
ご購入はこちらから TTねこあしショップ