前年度に引き続き、この冬も市の医療健康課からの依頼でタッピングタッチの体験会が、北秋田市の10地域で開催されます。(詳細はカレンダーをご覧ください)
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雪深い北秋田市ではどうしても12月から1月にかけて引きこもりがちになります。外に出る機会、あたたかい交流ができる場所づくりが市の保健センターを中心に行われています。うつ病や自殺予防についての啓蒙も含めた心の健康づくりの大切な企画です。
下記は昨年の企画の報告ですが、タッピングタッチを参加者の方々が気持ちよさそうに楽しんでいる様子や心の健康づくりに役立っていることが伝わってきます。参加者からの肯定的な感想や、なにより一緒に活動した保健師さんたち自身の体験や、目の当たりにした参加者の変化や笑顔が、今年の依頼に繋がっていると思います。
今年の活動報告もとっても楽しみですね。
*** 2022年2月22日の報告です ***
北秋田市保健センター主催の 心の交流サロン でのタッピングタッチを無事終える事ができました。
全10回の予定がコロナウィルスの感染防止の為9回になってしまったのが残念でしたが、参加してくださった方にはタッピングタッチの心地よさが伝わったと思う事ができました。
会場によって参加人数は違いましたが平均して毎回15人位でした。やりたがらない人も中にはいるかもしれないと予想していたのですがそれは杞憂で皆さん気持ちよさそうに最後まで楽しんでくれました。
持ち時間は30分で最初に相互タッピングのデモンストレーションをしてタッチの種類などを覚えてもらい、その後でゆっくりセルフタッピングをしてもらいました。デモの時から皆さん興味津々。セルフタッピングの時にはすっかりタッチに馴染んでいる感じでした。
特に印象に残ったのはセルフタッピングが終わった後に軽く目を閉じてもらって胸の前に手をあてて深呼吸をしてもらった時の様子です。(ゆっくり目を開けてください。)と言った時に殆どの方が目を閉じたまま暫く余韻に浸っているのです。
窓の外は雪、静かに音楽が流れる中でその様子を眺めるひとときがとても好きでした。タッチと音楽の相乗効果の賜物ですね。
もうひとつは 、「皆さん、人のためには一生懸命なのに自分の事は後回しになっていませんか?」の言葉に保健師さん達が反応した事です。
毎回2名の保健師さんが一緒にセルフタッピングに参加してくれたのですが、コロナ騒ぎの中で仕事と家事で大変だったらしく、その言葉が胸に響いたと言っていました。
どちらも、一音さんの講座を受けた時に教えて頂いた事です。その時に私もいいなあと感じた事が、やっぱり他の人も同じように感じるんだなあとやってみて分かりました。
秋田県は自殺率が全国トップクラスということで、北秋田市でもその予防の為に色々な企画をしています。心の相談員の養成講座もよく開催されていて受講者同士で 命のサロン みたいな場所を立ち上げていたりして、そんな場所にタッピングタッチはぴったりなのでは?と以前から思っていたので今回の保健センターからの要請は本当に嬉しかったです。これを機会に少しずつ関わっていけたらと思っています。
コロナ下でも安心してすることができるセルフタッピングのパワーを再確認する事もできました。これからもゆっくり、やさしく、ていねいにタッピングタッチを続けていきたいです!
秋田県 簾内久美子