2022年2月24日 学校で使えるTTプログラムを考える会
参加者は7名で近況報告からスタート。
・今日、戦争がはじまった話。コロナ禍の次はこれか~。人間はどこまで馬鹿なのかと重い気持ち。
・オンライン研修等が多く目が疲れる。スマホ・パソコンは便利だが便利だからこそつかまってしまう。
・学校はコロナの影響が大きい。心理面・衛生作業面の負担・活動の制約。
・コロナ対応。「出席停止」について。学校からはなぜ欠席なのかを児童に聞かないルール。児童もお互いの事情を知らない状況。
などなど、学校現場はやはり大変!な感じですが、みなさん頑張っています。ちょっと重い気分を切り替えるべく、次はTさんのガイドで、5ステップ腕だけ散歩。彼女は、事前に復習して今日に備えていました~(^^)
さてディカッションの中身は・・・
【指導案2案の解説】
・2月21日(月)、Iさんがある教育委員会に赴いて、先生に目を通してもらいました。「必要なんですよね~」「週3回朝の時間にとり入れるなども」等と言われ「校長先生に回します」とのこと。Iさんは教育長にもお渡ししたい、1校でも実施をできたらと考えています。(教育委員会はコロナ対応等ですごく忙しそうだった)。
【コロナのアフターケア】としてもTTを学校で活用してもらえればと思う。→「児童観」に入れるか?
【マスクの影響】マスクで友達とのコミュニケーションがとりにくくなっていることを感じる。クラスの関係づくりが課題。
・転入生で学校に行けない子がいたが、マスクで顔や表情が読めないので怖く感じている可能性も。
・教師としても児童の表情が見えづらいが、2年間で慣れもある。全身から感じ取ろうとしている。声のトーンもマスクによってわかりにくく感じている。
【日本心理臨床学会の自主シンポについて】
一音さんからの呼びかけで9月日本心理臨床学会で自主シンポすることになった(申請2月締め切り)。シンポ参加しないこの会の参加者にも加わってもらい、自主シンポの中身を詰めていきたい。→了承
【Iさん作成の指導案について】
色々な意見が交わされました。3つのルートとして、
・体育科保健の授業で「心の健康授業」(5年生の保健の授業)があるが、その中で使えるように。
・スクールカウンセラーが出来る「心理教育指導案」(全学年・年間35時間)の時間を活用できるのではないか。
・担任とできる「学級活動」の中で。これは、SCやSSWが緊急支援で入る時、個別対応だけでなく担任と学級やグループにしてできる。
などかなりいい意見交換ができました。
【今後】授業の実際・自主シンポの準備などしていく
・Iさんが引き続き指導案のベースを作成。
・TTが学校で定着していくことをねらって、SCでも教師でも実施できる授業案を作る。
・授業に関心を持ったSCにはぜひ基礎講座TTを学んでもらいたい。
・ただ、必ずしも認定インストラクターでなくても授業できるように授業に動画を入れておくのはどうか。
・担任とSCのコラボ授業として(T1:先生)(T2:SC)と記入したセリフ入りの授業案を作成する。
いやいや、どんどん具体的になってきましたよ~ワクワクです。