認定インストラクター八木美智子さんの呼びかけで、4月9日に第1回目の「看護職としてのTTを語る会」が、和やかに開催されました。全部で8人の看護師の方々は、看護の経験が豊富で、多岐に渡る分野で活躍されてきたばかり。ほんとに、こんな方々がタッピングタッチのインストラクターでいてくれるって、凄いことだな~ととても嬉しくなりました。
下記は、事務局(中川祥子)のメモ的なレポートですが、どんな内容だったかを共有させてもらいますね。
八木さんの進行で、2時間しっかり、でも和やかに話しが続き、最後には「看護師さんて、みんな話し長いよね」というコメントも。
次回は忘れず腕だけ散歩しましょう(^^)と打ち合わせた次第です・・・
話しは尽きなかったし、参加できずに残念!との声も多数あったので、第2回目をスケジュールします。
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2021年4月9日 第1回看護職としてのTTを語る会
19:00~21:00
参加者:9名
1.自己紹介
今日のこの場で自分をこう呼んで欲しい、という名前を画面の左隅に表示することで、楽しさ、和やかさ、親近感が増した。
八木さんから本日の流れを説明(1)自己紹介、(2)現在のコロナ禍での仕事のことなど、(3)TTを活用してきた、していることを共有
*助産師、管理職、看護大学教員、NPOや地域ボランティア活動
*事業所で保健師として社員の健康管理、産業カウンセラー
*定年後、地域診療所、産業カウンセラー
*保健師、大学教員、産業カウンセラー
*都会、地方の病院、訪問看護師
*看護大学教員、精神看護学
*救急看護、管理職、介護認定、看護協会、包括支援センター
経験豊富、多岐に渡る看護分野で経験を積まれてきている
2.コロナ禍での仕事、職場
*通所事業所の高齢者ADLの減退
*社員、感染対策、感染者の復帰サポート、在宅勤務増え、運動不足で栄養指導、メンタル面でのケアが必要に。
*訪問看護はストップせず継続。学生の実習がかなり減った。ボランティア活動は出来なくなった
*発熱患者は車からコンテナで受付、診察が行われ。感染対策用環境整備必須、必死。
*オンライン授業で学生の反応がわからない。実習時間は2分の1以下に。この4月から公的施設が使えずNPOやボランティア活動できず
*大学生実習はほぼ全滅。病院も大変で学生も不安が高まる(自分自身がコロナを持ち込んでしまったらどうしよう、患者さんが教えてくれることが第一に大切だが、その学びが出来ない)
*大学でクラスターが発生、カウンセリングセンターが閉鎖。医学部、看護学部でないため、医学の学びがなく感染対策意識がかなり薄くて心配。「正しく怖れていない!」
3.看護現場でのTT活用エピソードの共有
*循環器に疾患。息や心臓が苦しい。セルフタッピングの動画を見せ、CDをかしてしてもらい落ち着いた。娘さんが母にしてあげたいと言うので方法を教えてあげた。
*地域の子育て母親の集まり、高齢者、精神病の家族会などで紹介
*訪問看護:お風呂のガスが怖くて入浴できないと訴える方にして和やかになり落ち着いた。お腹のガンある方にTTをしてあげたら、「こんな簡単なことなら(亡くなった)おじいさんにしてあげたかった」とコメント。
*ディケアの帰宅時、迎えのバスが来るまでの落ち着かない寂しくなる時間に、TTの音楽をかけてTTをしてあげた。
*ケアマネージャーさんにしてあげたら泣かれた。
*訪問看護で付き添っている家族が出来ることとして、TTを紹介したいが一歩がまだ踏み出せない。タクティールケアが地域で登場してきて、タイミングが悪いような・・・
*産業カウンセラー協会の管理者研修でTTを紹介したら「久しぶりに妻に触れてみようと思います」とニコニコ顔の男性
*女性の派閥が出来ている職場で、TTを紹介したが対立は深かった。
*看護学生112人にTTの基本型を紹介、ニコニコ、温かくなったと感想多し。
*娘のお産の後、背中に。3時間ぐっすり。
*看護師の研修で紹介。居眠りする人続出。
*されるのが苦手な人へのセルフケア、腕だけ散歩、ヒーリングクリーム好評
*組合のリーダーたちへの紹介。リラックス、人にすすめたい、続けたいとの感想多。
*在宅勤務、オンライン面接での関係づくりに腕だけ散歩、ヒーリングクリームいい。
*親の介護で使った。父と母がし合っていた。
*新人の保健師がストレスから胃痛や頭痛あるときに、話を聞きながらTTをした。
4.最後
*この一年、自分のセルフケアにオンラインでの講座が本当に役立った
*落ち込んでいた自分にとって、こうやってTTの仲間との機会はありがたい
*実際会ったことなく、初めての人も、勝手にもう友達になったように思っている
*看護師は話しが長い^^
*マスクなしで、力まないでTT広めていきたいな~