法人研修開催のご報告 ~インストラクター 鈴木貴子 兵庫県~
3月24日(水)は法人全体研修「精神的ケア研修~ タッピングタッチ~」が開催されました。午前と午後の2回、同じ内容で、 それぞれZoomと会場のハイブリッドで行いました。
今回は、東日本大震災の避難所で利用された様子や、 法人内の取り組みとして、オレンジカフェ( 認知症の当事者や介護者の方のつどい) や特養のご入居者へのケアに利用している場面を観たり、 セルフケアとして「セルフタッピング」を実際にやってみました。
参加者からは「楽しかった」「今後、 自他ともにメンテナンスにぜひ活かしていきたい」「 セルフタッピングでは最後の方で少し眠~くなりました」「 素晴らしいコミュニケーション手段だと思います」 等の感想がありました。
それぞれの発想と工夫で、 いろんな場所で活用してもらえたらいいな~と思っています。
私は職場の中で、 タッピングタッチをどんな風に伝えていこうか試行錯誤してきまし た。
2019年の全国大会で、 インストラクターの皆さんからお聴きした取り組みにも触発されま した。
ここ数ヵ月の出来事ですが、特養のご入居者へのケアとして、 少しずつ取り組みが始まり、 そのフロアの職員に伝える機会をもらったり、先に報告した通り、 法人内研修で伝える機会を得ました。
タッピングタッチをする機会が増えているからか、 今までならイライラしていたような事柄が職場であっても、 なんとなく大きな心で受け止められている気がします。そのままのその人を認める、一緒にいる、 その気持ちをもちながら、息長く、諦めず、 これからも種まきしていきたいと思っています。