重度障害者支援施設にて行ったタッピングタッチの体験談~インストラクター須飼利惠子~
3月13日に大阪の重度障害者自立支援施設に伺い笑いヨガとタッピングタッチをしてきました。
10時前にスタッフさんが利用者様を車から抱いて施設内に入られます。
自立歩行可能な方は、数名です。
仰臥位の方、補助付き座位の方、固定椅子に体を固定してもらっている方、車椅子の方等障害は様々です。
リラックスして頂くためにお一人お一人の側に行き挨拶と握手からスタートしました。その後、スタッフさんに利用者様が日常生活の中で出来ることを伺ってその動作をしながらアハハハハと笑いました。…
皆様の緊張がほぐれたところでタッピングタッチをしました。と、いっても出来る方は、お一人だけです。そこで、スタッフさんに入って頂きスタッフさんが利用者さんにする形をとりました。
奇声を発しておられた方も穏やかなお顔になり奇声もされなくなりました。
また、前回お伺いしたときは、触られるのもいやで側へ行くと蹴ってこられた方が静かに受けられるようになりました。
重度障害者自立支援施設でタッピングタッチをする場合、スタッフ様の協力がなくては出来ません。
ありがたいことにこの施設では、スタッフ研修会でタッピングタッチを体験して頂いた上での活動ですのでスムーズに活動が出来ます。
次回は、6月の予定です。