タッピングタッチ全国大会2017が、8月5日6日三重県菰野町の希望荘で行われました。
一日目の午前中は一般公開講演。
インストラクターを含む協会会員と一般の方々、合計71人の参加がありました。
子どもさんの参加もあったので、子どもの声が聞こえるなかで、和やかにタッピングタッチをしたり、中川一郎(協会代表・タッピングタッチ開発者)の講演「ゆっくり、やさしく、ていねいな、ケアのある生活」を聞きました。
~地元の人たちからこんな声が聞こえてきました~
・菰野町の住民です。日頃の忙しさを忘れ、とてもリラックスした時を過ごさせていただきました。ゆっくり、やさしく、ていねい、正しく、基本を教わりました。忘れかけている日々の暮らし、大切な時間の過し方、子、孫、友達に伝えたいと思います。
・都合で午前中だけの参加になりましたが、お部屋中にやさしい気持ちがあふれて心地よい空間になりました。お互いにやりあうことが大切だと感じました。だれかにしてあげたい気持ち、大切に。(津市)
・毎日忙しくしている為、今回タッピングタッチをして頂き、自分自身を振り返ることができ、心身共に健康を取り戻した気分です。子供が小さかった時に「トントン」してねむらせたこと思い出しました。来週帰省する為、母親にしてあげたいと思います。(県内)
・非常に心かららくになりました。(四日市市)
(アンケートより)
午後は、シンポジウム「子育てと家族におけるタッピングタッチ」とグループディスカッション。
2人のインストラクターが登壇して家族の中でのタッピングタッチの活用について報告、そのあと3人のインストラクターが兵庫や沖縄からビデオレターで登場しました。
アンケートからは、「小さい頃からの関わりがとても大切だな、と改めて感じた」「お話しの中の家族の心のつながりが見えるようでした」
グループディスカッションでは、「子育て」「心理」「教育」「地域・ボランティア」「被災者支援」「障がい」など、興味ある分野で集まって話し合いをしました。
お楽しみタイムには腹話術人形のポコチャンも登場し、盛り上がりました。
参加した方は…
プログラムの中で話される内容ひとつひとつに胸打たれながら聞いて、メモを取りました。特にシンポジウムで報告されたエピソードに励まされ背中を押してもらったような気持ちになりました。(アンケートより 一部抜粋)
2日目は、インストラクター限定。42人のインストラクターが参加しました。午前中は4人の方からの活動発表「学校と心のケア」「海外での種まき」それぞれのテーマで、タッピングタッチの活用や利用について話を聞きました。
午後は研修講座で、中川一郎さんがインストラクターからの質問に答えたり、表彰があったりして、和やかな時間が流れました。
参加したインストラクターさんからは…
・去年と今年と参加しましたが、いろいろな学びがあり、がんばって種まきをしようと思いました。メールやSNSなど便利な時代になりましたが、顔を合わせて交流することの大切さをつくづく感じます。
・学校での活動、個別の事例等、具体的にきけて良かったです。
・毎年参加していますが、自分の中でタッピングタッチの根が張っていくのを感じます。全国のインストラクターが一堂に会する意味を強く感じます。
・大会参加のたびに人間性の向上とタッピングタッチの技能向上に役立っている実感を持っています。
・初めての参加でしたが、皆様の温かさ、柔軟性、学ぶ意識の高さに、改めて意欲がわいてきております。カリキュラム、コンテンツ共に理解しやすく組み立ててあり、体験からの学びは何よりも得難いものでした。海外の種まきは感銘を受けました。
(アンケートより)
参加された方それぞれにとって、とてもいい時間になったようです。