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タイ訪問レポート

2007/11/01海外活動

みなさんお元気ですか?

まず、先日まで行っていたタイでは、北部にあるチェンマイ大学でのシンポジウムで多くの教員や学生たちにタッピングタッチを紹介することができました。そして、以前も訪れた南部の津波の被害の多かった地域では、高校の先生対象のミニ講座もできて、たいへん収穫が多かったです。(HPの活動報告にもアップしますのでご参照ください)

次回は、12月の半ばに再び訪れて、津波被害地区のナムケン小学校の生徒たちに会いに行く予定です。特に、全校500人中、いまだに50人ほどの生徒たちが津波のトラウマから感情的なトラブルを起こしているらしいので、その生徒たちとタッピングタッチのセッションを持つことを約束して帰ってきました。

あと、今回の訪問で知ったのですが、バンコクから100キロほどのところに、プラバーナンプーという寺院があります。そこには、エイズ被害を受けた方たちの大きなコミュニティがあり、2000人以上の人たちが生活されています。そこへ、チェンマイ大学の教授が、バイオマスの発電機を設置するために関わっておられて、紹介してもらい、12月に一緒に行くことになりました。仏教を中心としたよいケアが提供されているとのことですが、タッピングタッチによるケアが活用されるとよりよいケアが提供できると確信しています。

今のところ、12月のタイへは一般の応募は控えようと思っています。まだまだ信頼関係を育てたり、基礎になるアレンジメントをしているところですから、せっかく一緒にいってもらっても、十分に意味のある体験になるか分らないからです。でも、少し落ち着いたら、観光などを兼ねた「タッピングタッチ・ツアー」のようなものを企画してみたいと思いますので、楽しみにしておいてくださいね。

そのほか、冬の間に、新潟・柏崎にも訪れたいと思っています。冬の新潟は厳しく、震災のトラウマを抱えたまま辛い思いをしている人も多いと思いますので、少しでもサポートになれればと思います。もともと、新潟は自殺の率が高いらしいのですが、タッピングタッチによるトラウマや否定的感情の軽減効果などはとても有効だと思います。今のところ、この間の東京でのインストラクター講座でインストラクターになられた、新潟市の桜井ゆかりさんも含め、興味のある人も何人かおられますので、なんとかうまくアレンジしたいと思っています。興味がある人は、ご連絡ください。

アフリカのウガンダへは、来年の春に行くことになりそうです。

最後に、11月の15日(木)に東京の東邦大学でタッピングタッチのリサーチを行います。前回と同じで、脳波や血流の変化などを測りながら、セロトニンの変化を測定します。とても意味のある貴重なリサーチです。被験者を2名ほど必要としていますので、ボランティアしていただければ幸いです。よろしければご連絡ください。

いちろう

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