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参加者全員が「よかった!」と回答

2024/06/18協会より

昨年2023年11月29日、名古屋市男女平等参画推進センターの依頼で、タッピングタッチ協会事務局長の中川祥子(社会福祉士・公認心理師)が午前中に一般の方を対象に基礎講座Aを、午後は相談員を対象に研修を行いました。
主催者が午前の講座受講者にアンケートしたところ、セミナーに参加して「とてもよかった」「よかった」の回答が100%でした!

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講座を振り返って 事務局長 中川祥子

講座を終えてからなんと半年もたってからの振り返りですが、色々と気が付くことも多くて、改めてタッピングタッチの良さを確認できました。

【基礎講座A(一般)】

参加者半分以上の方が、イーブルなごやからの講座のご案内で参加されました。参加の理由は、心と体へのケアへの関心、自分のケア、そして身近な誰かのためとのこと。

セミナーに参加された28名が、とても良かったか、良かったの回答で、少しでも良くなかった方はゼロ!!講師としてパーフェクトを目指しているわけではないですが、やっぱり単純に嬉しいことですね。

感想は「気持ちよかった」「癒しになった」「力がいらないのがいい」などタッピングタッチをすると多くの方が体験する中で、「自分自身に向き合うことができた」「つい自分自身をぞんざいに扱っていることに気付かされた」というものがあり、日常生活の中で自分に目を向けることが、本当に難しいのだと改めて確認できます。

セミナーの内容が役に立ったかどうかについても、95%を超えるYESでした。

「いつでもできる」「実践的」「日常生活の中に取り入れたい」「自分の指や手がすばらしい道具」との感想からは、タッピングタッチのセルフケアが生活の一部になる可能性を強く感じました。

その他としては、
「会場の雰囲気が良かった」「講師の語り口が耳に心地良く癒された」という感想からは、タッピングタッチによって場が「ゆっくり、やさしく、ていねいに」なっていたことが伺われます。

‌‌‌ 【午後の研修に参加した相談員からは・・・】

今回講師を引き受けた理由ですが、私は元フェミニストカウンセラーでもあり、ジェンダーの課題は自分自身の課題でもあると思っています。それもあって、女性相談にあたっているシスター仲間の支援と、彼女たちに本当に役立つことを伝えたい、との思いがありました。

午後の参加者からは、頑張っている心身がほぐれていく効果をすぐに体感してもらった感想が多く寄せられ、第一の目標はクリア?したかなと思います。

意識して「頑張らなくていい」というメッセージを言っていましたが、支援者にありがちな頑張りすぎてしまう状態は、相手にも自分にも逆効果であることを体感するのはとても大事だと思います。心身の力が抜けることで、本来の自分の思いや考えが出現し、その中心にある揺るがない自分の軸がだんだん見えてくるのではないでしょうか。

その軸とはどんなものでしょう。「自分がなんだかとてもいい人間のように思えてきた」「自分は人をあたたかくすることができる人間なんだ」「この小さな手で人を幸せにできるなんてすごい」といった年齢を問わず異口同音に聞かれるタッピングタッチ体験が、そのヒントをくれるように思います。

私たちには、相手に繋がる手と暖かいハートが備わっています。それを大切にして、無理せず使っていくことで、マインドフルな‌‌生活ができるのではないかと思います。

それが広がれば無益な争いなど起こらなくていいはず・・・今の、そしてこれからの社会を変えていくのは、そんな個々の在り方が必須だと思います。そしてその在り方で繋がる仲間の中で生まれるパワーが、実は一番重要だと思います。

少しでも人々の生きづらさを解消したくて、社会福祉士を名乗り相談業をしてきていますが、日常を、そして社会をより良いものにしていくには分断されがちな人との繋がりをしっかりと取り戻し、自分たちの持つ「力」を「社会変革(ソーシャルアクション)」に向けて使っていくことが、強く求めれているのが今の社会状況ではないかといます。

そういう意味で、タッピングタッチはまさにエンパワメントのツールです。力を実感するまで遠い道のりに感じるかもしれません。「ゆっくり、やさしく、ていねいに」やっている暇ななんてない!という方には、「急がば回れ」の姿勢で取り組んでもらえれば、いつの間にか力を発揮できる準備ができるかと思います。

実際「タッピングタッチのセルフケアを続けて、本当に人生が変わりました!毎日が楽しく仕方がないのです。」という2週間プログラム参加者の声がいくつもあります。また、現在進行中のインストラクターによる能登地震被災者支援活動も、仲間と一緒だからできるというパワーが発揮されているのだと思います。

最後に下記のいくつかの感想のこと。現役の相談員さんたちは人に向き合うことを日々真剣にしているので、自分に向き合うことも方法さえ分かれば速い!深い!と感じます。

また彼女たちと会えたらいいなあ、継続研修の機会を願ってます。
Thank you, sisters!!

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・「ゆっくり、やさしく、ていねいに」を体現している講師と時間を共にし‌‌、まるで時が止まったかのような(普段はせわしなく、あるいは情報の洪水に身を晒している)感覚を感じました。‌‌ これこそマインドフルネスかも。とても贅沢な時間でした……で終わらないように、今後無理ない範囲で生活に取り入れていきたいです。‌‌
・ホリスティックの概念は言葉で聞いても理解が難しいですが、あの時間の流れ方、あの雰囲気はまさに‌‌ ホリスティックだったのかもと思いました。‌‌
・講師が長くタッピングタッチをし続けていくと、心と体だけでない全体的な(合ってますか?)ことまで‌‌ 影響を及ぼすと言っていたことが、あの時間に起こったのかもしれないですね。‌‌ 感謝しかありません。‌‌
・講師の一言ひとことのコメントが、やさしく心に沁みました。‌‌ さりげなくジェンダーの視点が入った講座で、講師にお呼びして良かったです。‌‌

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