活動レポート(ブログ)

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TVでの報道履歴(被災者支援)

2016/04/29災害・地域支援

タッピングタッチは、過去に何度もテレビで取り上げられています。
反響が大きかったのは、東日本大震災後で、
 
 2011年3月25日 NHKあさイチ 
 
 この日の『あさイチ』で、タッピングタッチがとりあげられました。不眠対策に効果があるとの丁寧な説明と、阪神淡路大震災や、新潟中越地震の時にも活躍したタッピングタッチの映像も交えて、ていねいに紹介されています。
 またこの時には、東京在住のインストラクターの更科さんがスタジオに出かけ、タッピングタッチのやり方を井ノ原(いのっち)さん達に紹介しています。全国放送で、東日本大震災が起こってまだ2週間でしたから、多くの方々が興味をもって観られたことと思います。以下は、Youtubeにアップされているのを見つけましたのでご紹介します。
 
2011年4月20日 NHK「ためしてガッテン」 
 
 東日本大震災で多くのTV番組が自粛しましたが、NHKの『ためしてガッテン』もこの日が久しぶりの放映でした。被災者支援を意図して、テーマは「避難生活が楽になる裏ワザ」でした。その一つとして、タッピングタッチに不眠解消の驚くべき効果があると紹介されました。東北のインストラクターさん達が大活躍され、多くの避難所でタッピングタッチが紹介されたのですが、この番組では被災者の方々がリラックスし不眠が解消する様子が放映されました。
 
 
 
2011年3月30日 山形放送 
 山形放送によるタッピングタッチの報道です。とても短いニュースですが、タッチの仕方などうまく紹介されてます。母親が子供にする様子も入っていて、とても分かりやすいビデオです。以下は、Youtubeにアップされているのを見つけましたのでご紹介します。
 
2011年4月1日 Jチャンネル宮城
 

宮城県岩沼市での支援の様子が報道されました。あまり画像がよくないですが、参考にしてください。 以下は、Youtubeにアップされているのを見つけましたのでご紹介します。
https://youtu.be/8EE5LHAaggc

 
 
 
 
 
 
 
 

タッピングタッチ被災者支援

2016/04/26災害・地域支援

 このたび九州での大震災により、お亡くなりになられた方々へお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
 この度の震災への対応として、タッピングタッチ協会としては、これまでの経験を活かし、認定インストラクターと共に支援活動をおこなっていきたいと考えています。支援活動の一つとして、以下のビデオでは、タッピングタッチを使ったセルフケアの方法をご紹介します。タッピングタッチは簡単に学べて、すぐに利用できますので、ぜひ試してみてください。
 

中川一郎さんによる「熊本地震における タッピングタッチによる被災者支援」のレポートには、
小学校や大学、指定放課後等デイサービス事業所、介護老人保健施設などでの活動の様子が、写真とともに書かれています。ぜひご覧ください。「中川いちろう活動レポート」

タッピングタッチで被災者支援を行ってきたことが、過去度々テレビで取り上げられてきていますので、ご覧ください。こちらの支援履歴のページへ

タッピングタッチを通しての支援の仕方には、以下の4つの方法があります。

① 小冊子を購入する。

「タッピングタッチ〜基本と被災者ケアのための小冊子」500円 を購入していただくと、その売上が被災者支援活動に使われます。 5冊以上で送料が無料。10冊以上は10%割り引きます。

② 講座を受講する。

全国で開催されているタッピングタッチの講座(基礎講座やアドバンス講座 )を受講し、ご自分の被災者支援ボランティア活動に生かすことができます。 

全国での講座予定はカレンダーに随時アップしています。イベントカレンダー 

九州での講座(詳細はカレンダーでご覧ください)
★基礎講座A 
2016年4月30日(土)10:30〜12:00 福岡市内
2016年5月3日(火)13:00〜15:00 産業カウンセラー協会福岡支部
2016年5月7日(土)15:00〜17:00 福岡市内
★アドバンス講座
2016年5月14日(土)10:00〜16:00 福岡県春日井市クローバープラザ

③ タッピングタッチ協会の会員になる。

会員になって、協会の活動をサポートできます。 入会のご案内へ

④ 寄附をする。

タッピングタッチ協会に寄附をして、協会の活動をサポートできます。2011年度には、被災者支援のためという寄附をいただき、パンフレットの増刷や小冊子を発行することができました。

振込先: 郵便振替口座:00880-4-85944 加入者名:タッピングタッチ協会

5月14日アドバンス講座(福岡)被災者支援に重点

2016/04/19災害・地域支援

5月14日(土)は、アドバンス講座(福岡)が開かれます。

(クローバープラザのHPより

10時〜16時、福岡県春日井市のクローバープラザにて。

今回のアドバンス講座は、もともと予定されていましたが、先週から続いている熊本地震の被災者支援に重点をおいた「専門講座」としても開催することになりました。

通常アドバンス講座は、基礎講座Aを修了している必要がありますが、今回はケアに携わる専門家(カウンセラー、看護師、保健師、医者、教員、社会福祉士、介護福祉士など)であれば基礎講座Aを受けていなくても受講できるものとします。

内容は被災者支援に焦点をあてたもので、対人援助者やボランティアさんが受講して役立つものになる予定です。

申込み・問合せは、タッピングタッチ協会まで。
①名前、②郵便番号、③住所、④電話番号、⑤メールアドレス、
⑥ご希望の講座名、⑦受講した基礎講座Aの日付と講師名 
⑧その他資格等、を明記の上お申し込みください。

 

柏崎での震災被害者支援

2007/08/09災害・地域支援

暑中お見舞い申し上げます。 みなさまいかがお過ごしですか?

先日、柏崎から帰ってきましたので、タッピングタッチによる災害支援について、少しだけ報告させていただきます。前回、能登で震災があったときは、何度も連絡をとりはしたものの、なかなか窓口が見つからず行けずじまいになっていました。そうこうしているうちに、柏崎を震源とした大地震がおこってしまったわけですが、今回はタッピングタッチの繋がりで現地との連携ができました。

具体的には、柏崎厚生病院の結城先生(精神科医)がタッピングタッチに関心をもたれていることを、九州の福地周子さん(臨床心理士)から知らせてもらいました。それでさっそく、柏崎へ災害支援に行く予定をしていることを連絡したら、色々なところへ問い合わせてくださいました。その中でも、特に柏崎市の元気館の吉田さんが積極的にサポートしてくださることになり、幾つかの避難所と保育園へタッピングタッチを紹介しに行くことができました。

柏崎では、地震が起こってから2週間くらいでしたが、復旧もまだまだこれからで、避難所にも沢山の人たちが生活されていました。避難所での生活を避けて、震災で危なくなっている家で暮らしている人たちも沢山おられるとのことでした。ほか、震災後、さまざまなストレス症状があり、怖くて家を出られないような人たちなど、たくさんの支援の必要性を感じました。

ある5歳の子どもは、家の人が出かけて7歳の姉と一緒にいるときに震災にあいました。その後、何日にもわたって吐いてしまい、つい数日前までほとんど食べ物がとおらない状態でした。元気館の吉田さんの依頼で家を訪れ、アセスメント用紙に書き込んでもらうと、子どもだけでなく、母親も祖母も同じようにトラウマを受け、強いストレス反応を示していました。その後、お互いタッピングタッチをしてもらったのですが、みなさんだいぶ楽になられたことが顔の表情からもアセスメントからもよくわかりました。

避難所では、新潟市から駆けつけてくださった細井修平さんと、一緒にタッピングタッチを紹介させていただきました。もう3年ほど前になりますが、新潟の中越地震での支援に出かけた時も、細井さんは仕事を3日も休んでサポートに来てくださいました。今回、二人で暑い中を歩いての移動も結構ありましたが、気の知れた仲間と一緒に活動しているという満足感や安心感があり、とてもありがたかったです。

気持ちを閉ざしたり、まったく興味を示さない方々もおられましたが、試してくださった方々からはよい反応やコメントをいただきました。こんなにゆっくりでソフトなのにマッサージよりもよっぽど効く、というコメントもよくありました。ある人は、病院で透析を受けている最中に地震がおこってしまい、とても怖いめにあわれたのですが、タッピングタッチをし終わって、なんだかとても気持ちが楽になったとのことでした。ストレス反応で硬くなっている心身がほぐれるのを感じられたのでしょう。

あるご老人は、タッピングタッチをし合ってみて、お互いをかまいあうことの大切さを身にしみて感じると言われました。そして、「人」という字がお互いを支えあうことを示しているが、そのことの意味が本当によく分かりました、と深く感謝してくださって、なんともありがたかったです。ぼくたちが長くかかって分かってきた一番大切なところを、一回の体験で直感的に感じとられたのには、さすが長く深い人生体験と今回の試練があるのだな〜と感心しました。

2つの保育園へも行くことができました。みんなで調子よくタッピングタッチをしていると、近くのグラウンドに爆音をさせながら2台の自衛隊のヘリコプターが着陸したり、いろいろとハプニングもありましたが、とても楽しくよい体験でした。これまでも感じてきたのですが、タッピングタッチには、猫、ゾウ、サルといくつもの動物にちなんだタッチの名前がでてきますよね。それで、そのことを強調して子ども達にしてもらうと、これはまさに子ども達の為に作られているんではないかと思うほど、彼らの普段しているお遊戯にフィットするんです。うまくビデオ撮りすることができたので、近く編集して研修や講演で紹介したいと思っています。唱歌を歌いながらかわいい子ども達がし合っている姿は最高です。お楽しみに!

最後に、結城先生が働いておられる柏崎厚生病院に精神障害者の社会復帰施設があります。この病院に通う人たちも家をなくされたり、いろいろと怖い体験をした人たちも多いようでしたが、スタッフを交えて、約50人くらいの方たちと一緒にタッピングタッチをすることができました。これまで、触れることによる性的な反応や副作用などの心配などから、このような施設での利用や紹介を避けてきたのですが、今回、思いがけない形で実現しました。精神科医やケアのスタッフの方々と一緒に体験することができたので、とても安心していられたことも良かったです。チェックリストも使ってタッピングタッチの効果をみましたが、たいへん良い経験だったかたが多く、震災からくるトラウマの軽減など、とてもよい反応がみられました

これから、ぼちぼち避難所の人たちも少なくなり、仮設住宅へ移る人たちも増えてくるようですが、こころのケアやサポートはこれからが本番と言えると思います。できれば、もうしばらくして再び訪れたいと思っています。柏崎の状況がある程度わかり、連絡先もできましたので、次回はもっとしっかりとサポートできるのではないか
と思っています。

今回の支援は、三重大学の災害支援チームの一環でもありましたが、タッピングタッチの会員のみなさまのサポートがあってこそ可能になりました。ありがとうございました。次回の予定はまだきまっていませんが、ご一緒しませんか?とても意味のある体験になると思います。
                        中川いちろう  2007年8月8日

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