活動レポート(ブログ)

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シンプルでありながら、心の深いところにダイレクトに届く感じがする

2017/07/15インストラクターより

MR協会年次総会分科会タッピングタッチ実践報告

                             インストラクター 田中 美江

6月24日、JICA東京で開催されたNPO法人メンタルレスキュー(MR)協会の年次総会第一分科会でタッピングタッチをご紹介する機会をいただき実践しましたので、ご報告します。

MR協会の理事である村越登祐さん、亀田紀子さんと田中美江、また、受講者として参加されていた福原稔さんにも急きょお手伝いいただき、4人のインストラクターで16名の受講者に90分間のタッピングタッチの体験指導を行いました。

 村越インストラクターは今回の分科会のテーマを「教え方が9割」~楽しいタッピングタッチから学ぶ~とされ、教育指導方中の「教え方の4段階(原則)」をタッピングタッチの体験指導の場を題材にして楽しく指導されました。

ワークショップ型の研修をどのように準備して、効率よく指導する為のノウハウを受講者に開示するという、一粒で2度美味しいという内容でした。その分、インストラクターにとっては非常にハードルの高いものでした。

わらべ歌と童謡を使用した進行統制の工夫は画期的なものであり、受講者は懐かしい歌とタッピングタッチの両面で癒し効果が倍増した雰囲気でした。

 受講者からは、「シンプルでありながら、心の深いところにダイレクトに届く感じがする」「やっている側が心地よくなれる体験だった」「こんな簡単なことでストレス解消に役立つなんて驚きでした」「懐かしい音楽を聞きながらのタッピングタッチで二重に癒されました」等の感想をいただきました。

MR協会はほとんどの方がカウンセラー資格をお持ちですので、感度の高い受講者が多く、このような感想をいただくことはインストラクター冥利につきることでありました。また、タッピングタッチを更に学びたいという方には、村越インストラクターがお手製の講座チラシを配布して、タッピングタッチの広報活動にも万全の取り組みでした。

今回アシスタントをすることで、タッピングタッチの良さを再確認し自分自身の教訓として、今後の課題も発見出来たのは大いなる喜びでした。

このような機会をいただきましたMR協会に感謝するとともに、インストラクターの資格を満喫できた楽しく有意義な研修会でした。

受験期の子どもに・・・

2017/06/22インストラクターより

カウンセリングセンターにて基礎講座Aを開催しました。
 
参加者は、知り合いのAさんと先輩のベテランカウンセラーさん2名でした。先輩のご要望での開催でした。(あと数名の方が希望されましたが、日程があわずまた次回となりました)

人数が少ないので、ゆったり丁寧に進められました。講座の中で,自分の娘に受験期に寝る前よくしていて、関係性がよりよくなったという話をしました。夜、Aさんからメールをいただき,娘さんにしてみたら「気持ち良いといって今ぐっすり眠っています」とのこと。さっそく良さが伝わって良かったです。
また先輩からは、自分が講師をつとめる傾聴ボランティアのグループの方々へ基礎講座を開催してほしいとのご要望を受けました。傾聴の基本的な態度にタッピングタッチの寄り添い方がフィットするとご理解いただいたようです。

ほんの少しずつですが、栃木の地でも種まきをして、手応えを感じています。
 
 
T.S.(栃木県)

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セルフケアのためのCDがすごい!

2017/06/08インストラクターより

昨年12月に発売になった、「タッピングタッチによるセルフケア」CDですが、じわじわと反響が聞こえてきています。中でもこの5カ月で43枚ものCDを購入販売してくださった東海地方のインストラクターさんからの報告が届いて、びっくりしています。

 「セルフタッピングのCDについて、これを使った方から、スムーズに排尿出来なかったのがセルフをするようになったらすっと出るようになった」と聞きました。この方は、ご自宅を開放してバザーやイベントを開かれたり、さまざまなワンコインレッスンをされて、たくさんの人たちが訪れて癒やされています。
 私もそこでタッピングタッチを紹介させて頂いたり、ワンコインレッスンを受けています。そこでセルフタッピングを知った方で、それ以来セルフケアのCDが手放せなくなった方もみえます。また体や気持ちが弱くなった方が周囲に多いので、と一緒にセルフをしたり、紹介して下さっています。そして大切な方へのプレゼントとしてもCDを使ってみえるそうです。その方の人生観から、自分のことより人のためになれたら…という強い考えをお持ちのようです。他にも、上がらなくなった腕が上がるようになったり、とても忙しくされているのに目覚めもすっきり!となったとか。他にも沢山のエピソードがあって、本当ですかー?と聞いてしまうほど、実際「凄すぎ!」と信じられない思いも湧きますが、でも、本当なんです。
 あとは音楽が良いのとガイドの声の良さ❗が高評価でしたよ。 

インストラクターY.M.さんより

 

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熊本市益城町でボランティア

2017/03/09インストラクターより

 2月27,28日の2日間、中川一郎さんのボランティアに参加しました。私にとって被災地でのボランティアは初めての体験でした。
 
 1日目10日ほど前に福岡の(インストラクターの)石田さんとボランティア達が行ったと同じ、「広場とんとん」で6組の親子(1~4歳児)と行いました。母親同士の基本型の後、「子供の世話と被災生活の中やってもらってとても癒された時間でした」という声を聞きました。
 2日目は仮設住宅の5組の方々と行いました。

 鎌田実さんのことば「1%の力を誰かのために」と思い参加しましたが、被災の現場を見て、自分の周りにも広げる必要性を感じました。                 (岐阜県 川本)

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小学校の特別支援学級でのミニ講座

2017/02/13インストラクターより

 私が週に1度勤務している小学校の特別支援学級の先生にタッピングタッチを紹介したところ、是非、児童にも教えて欲しいという事で1月19日(木)に授業時間(45分)をいただきミニ講座を開く事ができました。時間が短い事や特別支援籍の児童である事を考慮して、最初の説明は最小限にして、すぐにデモ、相互タッピングへと移りました。2人組の組み合わせは、それぞれの障害の特性や程度、関係性への期待などを考えて担任の先生が決めてくださいました。職員と児童で組んだ組が4組、児童同士で組んだ組が2組でした。

 すぐに背もたれに頭を載せて眠っているように気持ちよさそうにしている子や、目に入る友達が気になって、ひっきりなしにしゃべっている子(途中から座る向きを工夫すると徐々におしゃべりが減りました)がいましたが、皆、とても上手で、特に特別支援学級に入る前に、何度か相談室で私がやってあげた事のあるAくんは、びっくりするほど優しく丁寧にできていたのが嬉しかったです。そんな中、Bさんは、手の形や力の抜き方が難しく最後までぎこちないタッチでした。あまりしつこく手直ししてもよくないので、あきらめて、そばを離れると「先生見て、これでいいの?」と(私の気を引くためだった可能性もありますが)何度も訊いてくれて意欲を示してくれました。後から担任の先生が「Bちゃんが、やっていたのがすごい事」と言っていました。自立への意欲の薄い児童で、何事も誰かがやってくれるまで黙って待っている事の多い児童なんだそうです。タッピングタッチが彼女の意欲を引き出せていたのでしたら本当に嬉しいですよね。最後に「感想を言ってくれる人!」と言うと全員が手を挙げてくれて、それぞれ「気持ちよかった」「家でお母さんにやってあげたい」などと言ってくれました。

 一週間後、その学校に勤務の日、担任の先生が「あの日、2人の男の子が家でお母さんにやってあげたみたいで、お母さんが連絡帳に感想を書いてくれたんですよ」と言ってコピーをくださいました。そこには「タッピングタッチをやってもらいました。思っていたより軽いタッチに驚きましたが、なんとなく落ち着く感じでしたね。」(Cくんのお母さん)「学校から帰ってすぐに私の後ろにまわり何か背中をさわってきました。何をしてるのと聞くと、タッチだよと言う。あらためてありがとうと言ったら、またやってくれました。」(Dくんのお母さん)と書いてありました。親子の素敵な時間のお手伝いができたようで、私の心もほっこりしました。

【報告者 K.N.(埼玉)】

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