活動レポート(ブログ)

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養護の先生達向けの研修会にて

2018/04/20インストラクターより

研修会で講師を務めました
~インストラクター野田京子~

いつも皆さんの報告を読ませていただくばかりで、なかなかご報告できずにおりました。

きょうは、ボランティア活動の中で高齢者の方にTTを体験していただいた事例と、研修会の講師としてTTの講座をした事例について報告させていただきたいと思います。

① ボランティア活動として
 わたしは、月1回実施される、「いきいきサロン」でボランティアスタッフとして高齢者の方々のお世話をしています。昨年12月に1時間弱の時間をもらえたので、TTの体験をしていただきました。参加者は四十数名。デモンストレーションはギター曲を使い、体験の時はわらべ歌のCDを使いました。皆さんとても楽しそうに、そして歌いながらTTをしていました。シェアリングでは、「気持ちいいね~。」「あったかくなった。」などの声が聞かれました。そして、1月には、スタッフ仲間から「今月もやってほしい。」と言われ、2回目をすることができました。参加者にもスタッフにも好評でした。残念ながら写真を撮る余裕がなくて画像はありませんが、皆さん笑顔で、ほっこりと温かい時間が持てました。

② 保健主事と養護教諭の先生方の合同研修会の講師として(2月21日 参加者39名)

 養護の先生から、研修会の講師を依頼されました。「研修会の内容についてアンケートをとったら、〈教室で使えるリラクセーションなどを教えてほしい〉というものが多く、野田SCから聞いたTTを思い出した。ぜひ教えてほしい。」というもので、1時間半使っていいということだったので、「優しくふれてエンパワーメント~タッピングタッチでメンタルヘルスケアを~」と題して、基礎講座の内容を網羅して実施しました。

以下の感想にあるように、「保健室で使える!使いたい!」と大好評でした。少し長いですが、感想をまとめてくださったので、その全部を載せさせていただきます。

(以下タッピングタッチはTTと表記)

○感想

・TTというものを初めて知りました。マッサージとは違った「心」メインのものだと感じました。掌が温かくとても癒され、ベビーマッサージを自分の子どもにしてあげていた時のことを思い出しました。

 人の手には癒しの効果があることを再確認しました。学級でも(先生同士でも)できるのではないかなと思います。

・TTと聞いて、最初はさわられるのはいやだなと思っていました。なので、最初にする側をしました。やっているうちに自分も癒されて、いい人になった気持ちになりました。だから、自分も絶対にやってもらおうと思い、やってもらうと眠ってしまいました。癒しの効果絶大です。乱暴者の○○ちゃんにやってみたいです。

・TTについては初めて知りました。心と体のケアになることを体験できました。学級の子どもたちだけでなく、教職員にも広めていきたいと思います。

・TTを体験できると聞き、いつもの会よりいっそう楽しみにしてきました。お話を聞いた後、実際にしてもらい本当にリラックスできました。怒りをコントロールしたり、心の落ち込みを抱えて行き詰まったりしている子に、わたしもTTをしてあげることができればと思います。

・TTをする側、される側を体験できてよかったです。「ケアされている」という感覚がとても心地よく感じました。子どもたちへの対応でも、「触れる」を意識できればと思います。

・以前野田SCからTTのことを少し聞いたことがありましたが、どんな方法かまでは聞けていなかったので、今日聞くことができてとてもうれしいです。実際にTTをしてみて安心感を味わうことができ、子どもたちにもその安心感を与えてあげたいと思いました。ぜひ、学校でやってみたいと思いました。

・TTについて初めて知りましたが、手法の一つとして保健室でも取り入れてみたいと思いました。ふんわり触れる手の温かさ、子どもたちにも伝えてあげたいです。

・体験させていただき、すごくリラックスできました。心と体を充実させることで、やる気がわいたり、向上心をあげたりすることができると身をもって感じました。生徒や周りの人に広げていきたいと思います。

・手軽にできるTTのやり方を教わり、教室でもすぐに実践できそうだと思いました。自分の学級の子も親子の関わりが適切でなく、それが学級での問題行動としてでることがあります。学級懇談会などで取り入れていくのもよいなと思いました。

・TTを初めて体験してみて、体全体があたたかくなり、安心感がありました。学校現場の中でスキンシップをとりたがる児童(家庭でのスキンシップが足りない?)に、機会があれば保健室で行ってみたいと思いました。授業の中で行うのもいいかなと思います。

・TTで心も体もリラックスし、癒されました。子どもたちにもしてあげたいです。

・2月に入り学校が忙しく、自分自身がリラックスできていませんでした。今日、TTをしてもらっているときの背中のぬくもりが気持ちよかったです。してくださった先生の手は少し冷たいのに、背中はすごく温かくなりました。

・TTで、した方もされた方も癒されました。

・TT、とても心が落ち着きました。子どもたちとしてみたいと思いました。それから、90歳の母にもしてあげたいと思いました。

・体にふれられることがこんなにも癒されて、心も体もリラックスできると体感できました。保健室にふらっと来る子どもたちにもしてあげたいなと思います。こんなに癒された研修は初めてでうれしい時間でした。

・初めてTTを経験しました。トントンという軽いリズムは心拍のようで、優しい音楽と温かい手、そして母のおなかにいるような心拍に近いリズムに包まれて、とてもここちよかったです。

・今日、TTを知ることができてとてもよかったです。子どもに限らず、職員に対してもとても有効なものだと感じました。リラックスできて気持ちよかったです。

・今日の研修で新任の時に先輩の養護教諭から言われた「てあて」について思い出しました。〈痛いところに手を当てる、それだけで安心できる。自分のことを受け入れてくれたと子どもは思う。だからてあてって大切なんだよ。〉と教えていただきました。TTにも同じような意味があると思いました。

 日頃、SCとして配置された学校の養護の先生とは連携しながら活動していますが、年に何度か訪れる小学校などでは、相談を受けたときにTTを紹介することはあるものの、なかなか体験していただく機会がありませんでした。これを機に、学校内外で体験会の機会を作り、広めていこうと思いました。

 感想の中で、「さわられるのはいやだ」と思っていた先生が「絶対に自分もやってもらおう」と思うようになり、最後は「癒しの効果絶大」と書かれているのがとても印象的で、それがタッピングタッチだと思いました。

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初めての基礎講座A講師デビュー

2018/04/19インストラクターより

~初めての講師デビュー~ 認定インストラクター益山加奈子

今日は、タッピングタッチ基礎講座A講師デビューの日でした😊
体験会は、何度もやらせてもらってたけど 講座は初めて‼️
ここ数日は、緊張して イメトレの日々(笑)
参加者は、10名💕
男性も4名いて、メンバーは医療者が多くいました‼️
受講生の皆さんの優しさに助けられ なんとか終わりました🙏

私も講座ができて、楽しい時間でした😊❤️

〜受講生の方々の感想〜
💫安心感を受けたり、与えたりできるケアの一つとして良いと思った。
💫やりながら無になった時が、相手にも心地イイ時間になっていたようです。
💫人に触れられる機会がないので新鮮な体験でした。軽いタッチにも関わらず、大きな効果を感じました。
💫入院されてる患者さんにリラックスしてもらえるように、実践したい。
💫タッピングタッチをする方、される方 それぞれが優しい気持ちになる。
💫思った以上に気楽にできるので理解を深めたい。
💫やり方を聞いてるときは、こんな軽いタッチで癒されるのか?と思ってたが、やってもらうと 咳は止まり、眠くもなり、身体はリラックスされていて驚きました。
💫受講生の反応も聴くことができて、質問の回答により知識も深まり興味が湧いてきました。自分のケアにつながるのは、継続できるポイントだと思います。
💫想像以上に安心感を得られました。
💫体の痛みを全くゼロにはできないが、痛みによる不安が和らいだのか、動きが良くなりました。タッピングタッチ受けてる間は、痛みを感じませんでした。
💫フワフワした感覚で、お母さんのお腹の中ってこんな感じかなー?って思った。
💫15分だけど、すごくゆっくり自分を認めてくれてると思える時間だった。
💫仮眠をとったみたいな感覚になった。

沖縄でタッピングタッチを広めていきたい!!という思いから5月13日、えら部フェスにも 《タッピングタッチ体験会》で出展します‼️ ブースの番号は、30です❣️
興味持った方は、ぜひ❤️無料ですよ

えら部フェス申し込みフォーム

http://www.erabuu.okinawa/introduction_10.html

タッピングタッチ基礎講座A申し込み

https://reserva.be/mizuki201113

タッピングタッチで心身の労いの時間を

2018/04/12インストラクターより

~学校保健委員会でタッピングタッチ~インストラクター白鳥志保

こんにちは!
長文失礼いたします。
東京から静岡に転居しましたインストラクターの白鳥志保です

ご報告が少し遅くなってしまいましたが、年度末に、スクールカウンセラーとして勤務している小学校で、低学年のお子さんのお母さんたちと一緒にタッピングタッチをしました。お写真がなくてすみません。先生方が素敵なシーンをとってくださっていたのですが、宝物のようにお写真をもっていらして、まだ私の手元には届いていません

保健室の先生からの依頼で「親子のコミュニケーション」が、少しでもよりよいものになるようにスクールカウンセラーから、保護者に役立つことを話してほしい、とテーマをいただきました。
何かをお話させていただくことも一瞬よぎったのですが、普段自分のことよりも子供のためにと日々頑張っておられるお母様お父様方に何かを言葉で伝えて、頭で考えてもらうような内容よりも、ここはやっぱりタッピングタッチで心身の労いの時間をとることが、心のゆとりにつながり、お互いを大切にし合えるという家族のコミュニケーションとして本当の意味で役立つのでは、と思い、保健室の先生にお伝えしたところ、先生も「心と身体はつながっていますものね!大切なことですね」と快く賛同してくださり、共通理解したうえで、相互タッピングを体験していただく機会とすることしました。当日、最初はかなり静かな雰囲気で
・子供は毎日通っている場所ではあるけれど、やや敷居が高くて、学校自体になかなか来る機会がなかった。担任の先生ともっといろいろ話してみたいなあと思っているんだけど、なかなか・・・。こちらからお願いすることも躊躇してしまって・・・。学校に連絡することも、思いきらないとなかなかできなくて。
・知らないお母さんたちばかり。普段あまり家の近く人と話したりということがないので・・・。と、固い表情で緊張していらっしゃった方が多かったように思います。お母様方の第一声を聴いて、この日の学校保健委員会が、保健室の先生お手製の素敵なチラシに誘われて保護者が自然に学校に来られる機会となったことだけでも、うれしいものだなあと思いました。

タッピングタッチについて、まずはスライドを使って短くお伝えしました。その後さっそくのデモのあと、相互タッピングを体験していただきました。
体験後は、皆さんの表情がふんわりとやわらかい感じで会話もはずんでにぎやかになり、終わりの時間がきたことを伝えるのが申し訳ないくらいでした。

参加された方からいただいた感想です(後日回収)。
・初めてタッピングタッチを体験しました。やさしくタッチされているだけで、とても気持ちが良くなりリラックスできました。家でさっそく子供たちにもタッピングタッチをためしてみたら、子供も「気持ちいいね!」と言ってくれてとてもうれしかったです。子供の成長と共にふれあう時間が少なくなってきてしまいますが、時間を見つけて親子のリラックスタイムをつくっていきたいと思います。
・今回参加をして本当に良かったと思いました。いつも時間に追われるような生活をしています。ちょっとした時間に家族とのふれあいやリラックスができるなあと思いました。このような機会をいただき、ありがとうございました。
・タッピングタッチは初めてでした。とても気持ちが良かったので、身近で大変な想いをしている人や、仕事で疲れている友人にもしてあげたいなあと思いました。もちろん自分の子供にもやってあげたいです。
などなど

私自身、参加された方々との時間を通して、多くの人が、人とのつながりやふれあいを本当は大切にしていきたいと思っているのだということをあらためて実感し、その手段や機会を発信して地域全体を元気にしていくお手伝いをしていけたらと思いました。
勤務してまだ1年目のこの地域での基礎講座の開催をこれから計画しようと思いました。ますます楽しみです💛

長文失礼いたしました

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無意識に無になれる感覚

2018/04/05インストラクターより

~タッピングタッチ基礎講座C@静岡~

インストラクター中田利恵

静岡市のAmi助産院にて、ケアタッピングを十分に体験していただくタッピングタッチ基礎講座Cを行いました。

・とても気持ちよかったです。
・無意識に無になれる感覚と体のリラックスと両方が味わえました。
・アットホームな雰囲気も、とてもいいですね。

などの感想をいただきました。
保育士、セラピスト、特別支援学級の養護教員などのご参加でした。対人支援に関わる方々がタッピングタッチの良さを知って下さる事は嬉しいですね。
横になって行うケアタッピングは、本当に癒されるものです。
Ami助産院の心地よく清々しい空気感も、心地よさを増してくれたと思います。
亜美さん、いつもありがとうございます

触られるのはいやじゃなかった!

2018/03/29インストラクターより

触られるのはいやじゃなかった! ~福祉法人施設でのTT基礎講座Aから~
インストラクター 渡辺英明

3月8日㈭、社会福祉法人岐阜羽島ボランティア協会から当協会への委託講座として、同法人の生活介護施設かみなり村北館にて、タッピングタッチ基礎講座Aを実施してきました。

メインインストラクターは私渡辺が務め、サブインストラクターとして堀洋子さんにサポートしていただきました。

参加者は24名ほど。うち3分の1くらいが施設利用者の方。あとは職員の方でした。利用者の方は知的障害または情緒的障害の方、車椅子利用の方もお2人おられました。

10:00開始でしたが準備もかねて9:00にお邪魔し、毎朝しているという朝礼(ラジオ体操など)にも参加させてもらいました。最初から全体に信頼や安心の場ができていることを私は感じました。ここにタッピングタッチはピッタリだと思いました。

福祉施設だからといって、通常の講座の内容と変わるところは基本的にありません。むしろ「ことさらにしない」ことが大切だと私は思っています。

あえて言えば、全体にタッピングタッチの解説は短めで平易な言葉遣いに気を付けたこと、解説のパワーポイントの中にパーソンセンタードケアで有名なトム・キットウッドの心理的ニーズの花の絵を1枚付け加えたこと、相互タッピングで回る時に車椅子の方に対してタッピングタッチをするときの自然なアレンジアドバイスをしたこと、セルフタッピングを少し長めによりていねいにしたことくらいです。

シェアリングの中でお聴きしたら、職員の方がいちばん驚いていたのが、普段は体に触られることを嫌う利用者の方が気持ちよさそうにタッピングタッチされていたことでした。その方がその発言を受けて「いやじゃなかった!」と言ったとき、私はちょっと泣きそうになりました。

相互タッピングが終わったころには、全員ニコニコで話も弾み盛り上がりました。

それでいて、最後のセルフタッピングを少し長め15分くらいするときには、またゆっくり落ち着いた静かな雰囲気にもどって終了。

終了後は施設の利用者の方、職員の方の昼食時間となりました。おそらくいつも以上に箸が進んだのではないでしょうか。