活動レポート(ブログ)

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また来てみたい講座となるように^^

2021/06/01インストラクターより

5月30日は子育て家族支援講座でした。この講座も3回目になりました。
 
 講座の前後に事務局の祥子さんと中田利恵さん私の3人で話し合いをし、ブラッシュアップできたように思います。
 まず「子育て家族」とはどんな状況にある世代なのか、それぞれの子どもの年齢により、タッピングタッチを伝えるコツのようなものがあることが共通認識になってきました。子どもの対象年齢により、保護者の方々の気持ちの有り様も変わると言うことも分かってきました。あらかじめ打ち合わせをしたことで本番ではその場に合わせて臨機応変に対応できたのも良かったと思います。
 
 参加してくださった親子さんにタッピングタッチが自分や家族、子どもにとって、
役立ちそうだと感じてもらうことが大切です。「またこの講座に来てみたいなー」と思ってもらえることも大切にしていきたいと思います。
 
 オンライン講座の特徴としては、生活の場でタッピングタッチをするので、子どもたちの様子がとても自然体でした。今回は、予定が変更になり参加してくれた3才のYちゃんとママの様子が印象的でした。Yちゃんはお母さんにずっとまとわりついたり甘えた様子で「ママを独占!を満喫」していました。利恵さんのリード通りにタッピングタッチをしていなくても、この親子にとっては貴重な時間であったと感じました。
特別な大きな出来事ではないかもしれないけれど、日々の小さな積み重ねが、親子の信頼関係や絆を作っていくのではないかとつくづく思います。予定通りの1日だったら、きっとこんな時間は過ごせなかったと思います。
 
 また、少し大きな子どもたちは「タッピングタッチをやった後の感想はどう?」と聞くととても嬉しそうな顔でそれぞれ感想を言ってくれます。この体験もとても大切なことだと思います。何を言ったか忘れてしまっても、知らない大人に自分の気持ちを言う事はとても大きな経験だし、大人が一生懸命自分の話を聞いてくれて、認めてくれて喜んでくれる。そんな体験をこの講座を通して子どもたちに伝えていきたいと思いました。
 
 タッピングタッチが、参加してくださった家族のつながりの手助けのになれば
本当に素敵なことだと思います。毎回異なる家族の参加やその時の雰囲気もあると思いますが、この講座はコツコツと続けていくことに深い意味があるように思います。
まさに、種まきですね。
 
 タッピングタッチを伝えるインストラクターもまた講座の内容をこなすだけでなく、丁寧にゆっくりと話し合いお互いの意見を聞き合いながら講座を作ることの大切さを改めて学びました。
 
 来月は、6月27日(日)10~12です!親子、家族で誰でも参加できます。TTが初めてでも大丈夫ですよ~
 お申し込みは、info@tappingtouch.org まで
 
                           認定インストラクター 近藤亜美

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人が人をケアする姿はなんと美しい!!

2021/05/28インストラクターより

☆Umiのいえ☆基礎講座C開催のご報告 ~インストラクター 中田 利恵 神奈川県~
 
 4月3日(土)、基礎講座Cを開催しました。
 ご病気の方にも、トントンしながら寄り添う事ができます。
 そんなケアタッピングをじっくり丁寧に体験していただきました。
 私は講師として見るこの光景が大好きです。人が人をケアする姿はなんと美しいのだろうと毎回感動します。
 以下、参加された方の感想です。
「まるで深く眠った後のように、心も体もスッキリと目覚めた感じです。」
「自分がいかに緊張していたか気づきました。楽になりました。」
「横になってタッピングタッチしてもらうと、瞑想になって、とても気持ちよかったです。心と体がクリアになりました。する方、される方、共にリラックスできて、とてもすてきな時間になりました。」
 
 
☆Umiのいえ☆タッピングタッチ基礎講座ABC
基礎講座A(タッピングタッチの基礎を学ぶ)
 5月8日(土)10:30~12:30
基礎講座B(タッピングタッチよるセルフケアを学ぶ)
 6月5日(土)10:00~12:30
基礎講座C(横になってするケアタッピングを学ぶ)
 7月10日(土)10:00~12:30
お申し込みは中田利恵まで

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法人研修開催のご報告

2021/05/28インストラクターより

法人研修開催のご報告 ~インストラクター 鈴木貴子 兵庫県~

 3月24日(水)は法人全体研修「精神的ケア研修~タッピングタッチ~」が開催されました。午前と午後の2回、同じ内容で、それぞれZoomと会場のハイブリッドで行いました。
 今回は、東日本大震災の避難所で利用された様子や、法人内の取り組みとして、オレンジカフェ(認知症の当事者や介護者の方のつどい)や特養のご入居者へのケアに利用している場面を観たり、セルフケアとして「セルフタッピング」を実際にやってみました。
 参加者からは「楽しかった」「今後、自他ともにメンテナンスにぜひ活かしていきたい」「セルフタッピングでは最後の方で少し眠~くなりました」「素晴らしいコミュニケーション手段だと思います」等の感想がありました。
それぞれの発想と工夫で、いろんな場所で活用してもらえたらいいな~と思っています。
 
 私は職場の中で、タッピングタッチをどんな風に伝えていこうか試行錯誤してきました。
 2019年の全国大会で、インストラクターの皆さんからお聴きした取り組みにも触発されました。
 ここ数ヵ月の出来事ですが、特養のご入居者へのケアとして、少しずつ取り組みが始まり、そのフロアの職員に伝える機会をもらったり、先に報告した通り、法人内研修で伝える機会を得ました。
 タッピングタッチをする機会が増えているからか、今までならイライラしていたような事柄が職場であっても、なんとなく大きな心で受け止められている気がします。そのままのその人を認める一緒にいるその気持ちをもちながら、息長く、諦めず、これからも種まきしていきたいと思っています。
 

元気でいようとする心を忘れずに

2021/05/27インストラクターより

 5月22日に「みんなでzoomでセルフタッピングの会」の6回目を開催しました。昨年の12月から月1回企画してきて、もう半年になったんだなぁ、と。コツコツ、ぼちぼち、運営スタッフさんたちも無理なく楽しく。私も急遽都合がつかなくなって係を代わってもらったり、助け合いながら進んできています😄

 メンバーの発案で、2月からはチャレンジングに「夜会🌃✨」として21:30以降に開催していましたが、今回は久しぶりに「昼☀️バージョン」で13:30~14:00で実施しました。

 いつ、何時ごろに設定するかは、その回を担当してくださるZoom係さんとガイド係さんの都合で決めてもらうことにしています。どの方も、それぞれの生活スタイルをお持ちだと思うので、いろんなバージョンがあっていいよね、幅広く参加いただけるかもしれないね、という考えです😊

 参加者4名+運営メンバー4名=8名、お昼だから~と参加いただけた方もあり、よかったです!Zoom係は佐々木さん、ガイドは角田さんが担当してくれました。角田さんの落ち着いたガイドで、梅雨空で何となく不調だった心身ともにリフレッシュできました😊

<皆さんの感想をご紹介します!>
・一人でセルフするより皆さんとする方が安心感があり、心地良く思えました。

・朝からなんだか天気が悪く肌寒いかなと思っていましたが、体が冷えていたことに途中から気が付き、終わった後は体がほっこりして血の巡りがよくなっていました。

・昼前から寒気はするし、下痢はするし、大丈夫かなぁと思っていました。 慌ててカーディガンを着てタッピングタッチをしましたが、しているうちに身体がだんだん ホカホカとしてきました。又、今回は今までにない無になることが出来ました。

・音楽係である事を失念するほど、 角田さんの落ち着いた誘導で、暫し音楽が流れていない事に気づかず入り込んでいました。癒されました♡

・・・・・・・・・

 コロナ禍が収まらす、生活の隅々にもいろんな影響を感じていますが、タッピングタッチや、タッピングタッチが好きな皆さんとの繋がりの中で、元気でいようとする心を忘れずに頑張れているなぁ、と感じる日々です。

皆さんもくれぐれもご自愛ください。
 世話人 鈴木貴子

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第2回看護職としてのTTを語る会

2021/05/13インストラクターより

 5月6日に第2回目の「看護職としてのTTを語る会」は参加者も増えて、とてもいい感じで開催されました。全部で10人の参加でした。今回は、腕だけ散歩の時間も入れて、かつ3人の方が報告をしてくれ、他に2名が次回以降に報告・・・となりました。

 みなさん大変な現場でありながら、試行錯誤しながらこんなにもタッピングタッチを使ってきてくれているんだなあ・・・と、ひとり事務所でじんわりしていました。

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2021年5月6日(木) 第2回看護職としてのTTを語る会
19:00~21:00
参加者:11名

1.自己紹介

 前回と同じく、今日のこの場で自分をこう呼んで欲しい名前を画面の左隅に表示することで、楽しさ、和やかさ、親近感が増しました。
 八木さんから本日の流れが説明され、チャットに張り付けておいて、各自から(1)自己紹介、(2)現在の仕事、(3)みなさんと共有できるTT活用があるかどうか、が話されました。
 ほんとうに様々な医療現場、教育機関、地域保健の場で活躍されているみなさんで、多岐に渡る看護分野での経験が豊富な方々ですが、専門現場でのタッピングタッチ活用は手探りであったり、悩んでおられたり、工夫が必要だったりの様子。
 この自己紹介のときに共有できる話しがある人を確認すると3人。あと2人が次回にとのこと。さて、実際はどんな話が?と期待が膨らみました。

2.ここで腕だけ散歩を5分

 前回、休憩もなし突っ走った(?)ので、今回はここで腕だけ散歩しましょうと5分ほど一緒に。八木さんがタイマーをかけて、各自に任せる形で。

3.看護現場でのTT活用エピソードの共有

 (KFさんから)精神科の病棟でタッピングタッチを導入しようとしてみました。病棟での導入はなかなか難しいなというのが感想ですが、自分としてはひとりひとりの特性を考えて、本当に「真面目に」やったと思います。しかしその真面目さが「硬さ」となり、もう一つ上手くいかなかったのかと今では思います。
 一方、他の単科病院に勤める看護師仲間から依頼があり、50人もの病院職員対象の講座が出来たのは驚きと嬉しいことでした。
 また精神障碍者の地域支援センターでの心のケアとして、息子と一緒にボランティアで「TT&マインドフルネス」の講座をしたりして、今は地域でのTT普及に目が向いています。活動を通して「ありのままの自分でいることの大切さ」を感じてきています。

 (IYさんから)4月に入学した大学生100人(うち男子6人)にTT基本型の体験講座をストレスマネジメントの講義の中ですることが出来ました。感染予防対策はしっかりとして。
 アンケート結果を見ると、「初めてのことで不安は大きかったが、やってみたらとてもよかった」という趣旨のものが大半。コロナになって1年ぶりに、人に触れられたとの感想や、手からの温かさを感じた、感謝の気持ちが出てきた、家族にやってあげたいなどの感想がありました。やはり仲間づくりや緊張の緩和、感謝の気持ちなどの効果がすごいなと思いました。

 (KCさんから)デイケアで働く看護師仲間にTTの基礎講座をしました。その人は、重度の認知症の方で「ウオー、ウオー」とうなるばかりで言葉を発せずコミュニケーションが困難な方にTTを10分したところ寝てしまった。またとても穏やかになり「TTを脳までして~」と最後にしゃべったのよ、と報告をしてくれました。

 *認知症の方へのタッピングタッチについて意見交換。

(IKさんから)写真共有があり、グループホームや家族会での認知症の方へのTTの様子を聞いた。職員がやりやすい姿勢や方法でされている様子がわかった。普段されるばかりの側が、ほんとうに嬉しそうにする側であったのが印象的だったとのこと。歌を歌いながらケアし合っている、大事にし合っている、じゃれ合っている感じもあった。車椅子同士で膝など、手が届く姿勢と場所を互いにやり合ったりしていた。

(YMさんから)ヘルパーさんがまずTTをしてあげると、認知症の方はとても穏やかになって、その後の仕事がとってもやりやすいと聞いた。また認知症の方がTTの「つかず離れずがいいわあ」など、言葉での表現が出てきたりした。

(TYさんから)認知症カフェでのTTしたがむつかしかった。特に力の入れ具合など「ちゃんと」することは困難だった。

(YNさんより)
認知症の方は、記憶がどんどん悪化する中での「自分の存在」がゆらぐ不安がとても大きいと聞いたので、「脳までして~」というのは、意味が深いかもしれない。

4.Q&A
 
(KAさんより)ホスピスでボランティアをしているが、心身ともにとても疲れる自分がある。姿勢によっては翌日筋肉痛になったりもある。どうしたらいいか?
 
*姿勢についての工夫。無理せず届くところを。ネパールで一音さんがやっていたが、ひじから手先に向かっての部位もいい。車椅子の人、椅子に座っている人には、こちらが床に膝まづく、座り込む、小さなスツールを利用する。

*ボランティアでやっているんだから、まず自分が無理しない。やってあげたい所、出来る所をする。結果をもとめないことがいいのでは?

(KAさんより)自分自身はとても疲れて、話しを傾聴することに努めただけで、役に立ったのかどうかわからなかった。スタッフの方にTTをした時の様子を話したところ、「あの方が、自分の病気のことや気持ちを口にしたのは初めてですよ」と聞いたので、あれで良かったのかなあとは思う。

(NHさんより)コロナ禍で看護学生の実習が少ないので、触れるケアのことを伝えるのが大変だが、「正しく怖れて(予防して)」触れることの大切さを伝えて行ったらいいのかと、みなさんの話を聞いていて思いました。

*看護師が、触れられる側に立つこと、その体験をすることは、とても大切。
*TTをすると、学生が自分の気持ちを出せるようになるのでとてもいいと思う。

5.最後に

 時間もなかったので、今回初めての参加の方に感想を聞いて終わりました。またこの会を継続することと、毎回日程調整するのは大変なので、毎月第一木曜の19:00~21:00とすることが、八木さんから提案されて了承されました。

 時間はきっちり21:00に終了して、夜の濃密な時間が無事に終了しました。そこここに、ファシリテーターの八木さんの配慮が感じられたいい会でした。
 あと補足ですが、事務局より、会の名前が少々長いのでもう少し呼びやすい短い名前だといいな、もしよかったら何か提案してもらえないかと投げかけがありました(^^)。

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