活動レポート(ブログ)

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アジアでのタッピングタッチの広がりについて

2020/03/17インストラクターより

アジアでのタッピングタッチの広がりについて
認定インストラクター 笠井綾(宮崎県)

 最近、中国の南京師範大学で臨床心理学を教えている友人の陶琳瑾さんからタッピングタッチについて問い合わせがありました。中国では新型ウィルスの見えない脅威にストレスを感じている人が多いため、陶さんは大学の授業やセラピーセッションを通して、また教員仲間でSNSに記事を投稿するなどして、いろんなストレスケア方法やリソースを紹介する活動をしているそうです。

 彼女は私と一緒に何度かタッピングタッチを体験したことがあり、効果を感じてタッピングタッチのホームページの英語版を周りの人に紹介していましたが、やはり中国語でないと伝えにくいと思ったそうで、なんと自力でインストラクションを中国語に翻訳し、隔離された家庭内でできるようタッピングタッチを紹介するSNS記事を執筆しています。中国は大変な状況にあるので、タッピングタッチもお役に立てばと思っています。

 陶さんと知り合ったのは私たちがまだ学生の頃で、日中学生対話のプロジェクトをお手伝いしている時でした。陶さんは中国側の受け入れとして一緒に事務やコーディネイトの作業をやってくださった言わば戦友です。形を変えながら10年ほど続いたその対話プロジェクトは終わり、今はメンバーがまた別のプロジェクトと繋がって活動を続けています。

 Northeast Asia Regional Peace Building Institute (NARPI: 通称ナルピ)は、2011年から毎年夏に北東アジアのどこかで開催されているサマートレーニングです。東アジア各地から、約50名の若者が集まり、二週間一緒に生活しながら、紛争解決、修復的正義、トラウマなど、平和構築に関連する様々なトピックについて学んだり、フィールドワークに出かけたりします。(18歳以上なら誰でも参加できます。)

 私はトラウマのワークショップ担当ですが、もともとそこでタッピングタッチを紹介したことがきっかけで、「ちゃんと教え方を習わないと!」と思い、インストラクターコースを受講するようになりました。去年(2019年)は久々に南京での開催で、陶さんとも6年ぶりに再会!タッピングタッチ体験のセッションをお手伝いいただきました。ナルピでのタッピングタッチ体験は、毎年恒例になりつつあります。一部参加者はよく覚えて、夜のお楽しみアクティビティーとして参加者自主開催でタッピングタッチが行われることもあります!

 写真は2018年のナルピinチェジュ島です。昼間に体験をした後、夜みんなが集まってやるというので、じゃあせっかくだから私がガイドするよといってやっているところです。蒙日中韓米のみんながゴロゴロしています。^^

 私の周囲では、こんな風にアジアでもジワジワとタッピングタッチの輪が広がりつつあります。同時に、体験から先をきちんと伝えるにはどうしたらいいのだろうといつも悩みます。ぜひCDの英語版を、いえ、英語だけでなくいろんな言葉のCDやインストラクションが必要とされているのではないかと思います。新型コロナウィルスの影響で、今年は集うこともままならないかもしれない東アジアの仲間たち。早く終息して、またみんなが楽しく触れ合う時間を持てますように。

 下記は2018年中川一郎さんが、マカオでの学会発表の時に作成していたものです。ご活用いただければ幸いです。↓

TT説明&インストラクション 中国語 2018

TT学会発表 澳門 中国語 2018

更生保護施設にてタッピングタッチ

2020/03/17インストラクターより

社会福祉法人 更生保護施設にて講座開催のご報告

インストラクター 松本紫乃 東京都

 2月5日東京都内 社会福祉法人 更生保護施設にてタッピングタッチ講座を行いました。
参加者は、女性7名男性1名+講座企画担当 計9名です。(仕事の為1名 途中まで)

 今回は、職員研修の連続講座の中の1回で、「トラウマの再生産をしないために」という目的で、セルフタッピングを中心にしてほしいという要請を受けたものです。以前、九州のインストラクター足立万里さんがある支援者サロンで講座を開いた時、アシスタントをしたことが御縁となり、今回の講座につながりました。

 昨年12月のインストラクター研修の際、一音さん、祥子さんに相談、やはり、腕だけ散歩→相互タッピングで癒される感じを味わった上でのセルフタッピングという流れがいいでしょう、ということで、スライドやためしてガッテンの映像などを使いながらの2時間でした。

 セルフタッピングは一音さんの音声ガイドを使いました。とても24分とは思えないゆったりとした時間でした。ガイドが終わっても、みなさん、なかなか現実世界に戻ってこない感覚があり、もう少し余韻を残して、ゆっくり電気をつけるなどの配慮をすればよかったかな、と思います。(私は講座の時間配分などが気になり、若干マインドフルから離れていたようです)

 受講後のみなさんの顔の表情がとても柔らかくなったのがわかり、私自身もとてもよい時間を共有できました。
感想(どんな感想もOKを受け、みなさん正直な気持ちをシェアしてくださいました)
・寝てしまった
・気持ちよかった
・家に帰って家族とやってみたい
・アセスメントシートのストレスの数値が下がった
・基本形はすごくリラックスできたが、セルフになったら途中でいろいろなことが頭に浮かんで集中できなくなってしまった
・もっと強くして欲しかった(指圧になれているせいかな?とのこと) 
・腰はもっと強くていい(腰痛の為、痛み止めを飲んで参加した方です)
・今の自分にはあわなかった、今後必要になったらやってみたい
・座学の講座が続いていたので実践的な内容でよかった
・職員はいつも忙しくしているので、自分のためだけにゆったりとした時間を持ててよかった
 

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タッピングタッチのへや@Umiのいえ

2020/02/13インストラクターより

こどもとトントン  タッピングタッチのへや@Umiのいえ~インストラクター 梅津花 鳥取県~

1月15日、横浜帰省のタイミングと重なったので、行ってきました
トントンぽこぽこほんわり。

のんびりトントンしあう。
たったそれだけのことだけど、心も体もゆるんで優しい気持ちになる。

お腹にいるときからタッピングタッチを受けている娘。するほうも上手になって来て今回は参加者さん、実習の学生さんに順番にトントンして回ってました
「こどもを抱っこしたときにぎゅっと抱き返してくれるようになって、それが今幸せです」
参加者さんがこう話してくれました。触れる、触れられることによる癒しの原点だなぁと思いました。
子供に触れる手、家族に触れる手、隣の誰かに触れる手、その手がふわっと柔らかい優しい手だったら、それだけで十分に癒す力があると思うのです。


忙しい中では忘れがちではあるけれど、大事にしたい時間だなぁと再確認したひとときになりました。

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鹿児島 奄美大島にて体験会を開催

2020/02/13インストラクターより

奄美大島にて体験会を開催のご報告 ~インストラクター 角田圭子 兵庫県~

奄美大島にて1月26日にタッピングタッチの体験会を行いましたので報告したいと思います。

私は心理士で場面緘黙(かんもく)児支援のためのネットワーク団体の代表をしています。今回かんもく奄美主催さんから「場面緘黙の勉強会」の要望があり、あわせてタッピングタッチの体験会を実施しました。
————————————
・参加者 18名(支援者1名・医療4名(看護師3、ST1)・行政1名・教育5名・福祉2名・その他5名)
・タッピングタッチを初めて知った方が多かった。
・リラックスする。人のぬくもりが伝わって心まであたたかくなる。ポカポカする。安らぐ。他の人にもしたい。帰宅後家族にしたら、大好評だった、子どもたちともお互いにケアしあい、素敵な時間が作れてます。また学ばせていただきたいです。という声をいただきました。

また1月28日発行の南海日日新聞に取り上げていただきましたのでぜひご覧ください。

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トントンし合って、みんな笑顔にータッピングタッチ

2020/02/13インストラクターより

JA神奈川中央会の研修にてタッピングタッチ ~インストラクター 中田利恵 神奈川県~

12月3日、横浜の日本大通りにあるJA神奈川中央会主催のたすけあい組織研修「ふれあいのある高齢者支援のために」タッピングタッチをお伝えしました。

研修の参加者は、それぞれ地元の農協組織の研修担当者の方で、下部組織の人数を数えると何百人、家族まで入れると何千人という規模になるということで、とても大切な研修の場でした。
「最初はこんなタッチで何か変わるの?と思っていたけど、本当に身体が温かくなって驚いた!」
との感想が聞かれ、ぜひ、たすけあい会員さんに伝えたいと言っていただきました
皆さんタッピングタッチの体験は初めてでしたが、その良さを実感され、今後の研修に生かしていきたいとのお話しでした。会員の高齢化が進み、研修が難しいという悩みを抱えていらっしゃり、タッピングタッチはとてもタイムリーな研修となったようです。

今回は、タッピングタッチ協会への依頼での講座でした。千葉から柴田さん、長野から渡邉さんがアシスタントとして加わって下さり、心強く、助かりました。
今後のJAでの拡がりも楽しみです。
 

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