活動レポート(ブログ)

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初参加が二人!うれしい(^^)

2022/07/07インストラクターより

6月30日(木)開催のほっこり会(第30回)の報告

初めてのご参加の方が2名いらっしゃいました。
今回もオンラインでの参加者はおらず、6名が会場に集合。
自己紹介から情報交換、基本形を交代で行いました。

初参加のお二人のうち、お一人は基礎講座A、B、Cと受講されている方でした。もう一人はその娘さん。まったくの初めてということで、デモンストレーションから行いました。

・背中をタッピングタッチしてもらえるのはほんとに気持ち良い・・・
・皆で集まって基本形ができることがうれしい
・気持ちよくて眠たくなった
・体がポカポカしてきて熱いくらいです

新しい参加者もいらしてうれしいほっこり会となりました。
地域の活動にも積極的にタッピングタッチを広めていきたいと
いうお話もありました。種まきをどんどんしていきたいですね。

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静かに深く人に寄り添う

2022/06/07インストラクターより

5月29日タッピングタッチ家族の時間でした。

参加者はインストラクターの吉田友香さんと娘さんのMさんでした。近況報告をしあった後、協会の祥子さんのガイドで5ステップをしました。Yさんの優しいガイドで、改めてファイブステップのガイドの仕方、言葉の選び方についてインストラクター同士で意見を交わしたり、実際のやり方を深め合うことができました。

またMさんはファイブステップをよく知っているので、楽しそうに自分でやっているところが私たちも見ていて楽しい気持ちになりました。

絵本の読み聞かせは、参加者が小学生高学年ということで、予定を変えて内田麟太郎さんの「ひばりに」という絵本にしました。この本は震災をきっかけに内田麟太郎さんが書いた詩に、絵をつけた絵本なのですが、静かに深く人に寄り添う気持ちがあらわされているものです。

寄り添うとは、どういうことなのか、、。押しつけにならさず、その方をエンパワメントするにはタッピングタッチを使うと学びやすいと改めて思いました。

今後の家族の時間は、インストラクターを中心に、家族でタッピングタッチを味わうことをお勧めしてはどうかなどという意見も出ました。

日本心理臨床学会で自主シンポ

2022/06/02インストラクターより

この会は昨年の5月にスタートし、教育に関わる認定インストラクターが一年間、毎月集まってきました。教員、養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーとして学校現場に身を置く中で、子どもたちの困り感を肌身で感じ、よりよい支援の方法としてタッピングタッチを現場に導入する方法を探って来ました。

スクールカウンセラーが使える研修プログラム、教育委員会や管理職にアピールする指導案、そして実際教師に使ってもらえる授業案など、色々な話を積み重ねてきています。

今年は一音さんからの提案を受けて、この会の活動を9月11日(日)に日本心理臨床学会でオンライン自主シンポジウム(下記予定)という場を設けて発表することに。多くの臨床心理士さんたちにアピールできる場ですので、楽しみです。

2022年9月11日(日)10:00~11:00 (予定)
タイトル「タッピングタッチを用いた心理教育・心の授業 ~学校における子どもたちの心身のケアとクラスの関係作り~」
企画・司会・指定討論者:中川一郎
話題提供者:角田圭子・伊藤美知代・藤瀬典子・富田寛・石田有紀・中川祥子

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さて、5月の会は5月26日(木)20:00~21:30に、開催されました。以下、報告です。

【参加者】7名
【近況報告】
・対面での研修会や、2年ぶりに対面でのタッピングタッチの会などができるようになった。
・勤務校では、運動会はやったもののコロナ患者がまだまだ収まらず、教員のやりくりが大変。
・学校でタッピングタッチを行った。眠れないといっていた子がリラックスできたといった。
・教委指導主幹や校長先生ににタッピングタッチの指導案を手渡した。
・年末年始、年度末と非常に忙しかった。クラスの障害のある子がタッピングタッチに興味をもってくれている。

【5ステップ腕だけ散歩】Iさんのガイドで(すご~くよかったです)

【学級活動の指導案の様式について検討】
 ・I.Mさんより今回の指導案について
   ⓵特別活動の学級会活動指導案にした。
   ⓶授業を3時間扱いとし、「腕だけ散歩」を導入。
   ③今後学級活動の指導案を書くときに必要な項目を挙げた。枠として使ってほしい。
   ④<児童の実態>は、学校・学級に即した記述に変更するほうが望ましい。
   ⑤今回の<児童の実態>は、SCから見た発達的な視点のものになっている。
   ⑥1.5時間+1.5時間がよいと思うが可能か → 担任との話し合い等で可能
 ・今回の指導案は3時間扱いであること、腕だけ散歩が入っていることがよい。3時間扱いで1週間に1回の授業とすれば、その合間に担任からの「やってみた?」「やってみようか」などの働きかけを行うことができる。また教師と児童のコミュニケーションツールとして使うこともできる。
 ・SCだけでこの授業を行うのはむずかしい。
      → 担任との話し合いのもとでT1,T2と役割分担をして行う。
      → パワーポイントを使ってもっと細かいシナリオがあるとやりやすい。そうすると同じ授業が多くできる。
 ・指導案は、教育委員会などに対して提案をしていくときに使ってはどうか。
 ・提案:今回の指導案をもとにパワーポイントの原案を作り、それ にリフをつける。
 ・日心臨学会でのシンポジウムでは、この活動の取り組みを発表しては、どうか。シンポジウム後のことも考えておく必要がある。
 ・SCの研修会や教員の研修会で多くの人にタッピングタッチを知ってもらっておく必要がある。

※ 次回:6月23日(木)20:00~21:30 学校で使うTTに興味のある認定インストラクターが参加可能です。

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久々のアセスメント用紙活用で自分の見つめ直し

2022/05/24インストラクターより

タッピングタッチを楽しむ集い 「ほっこり会」 (第29回) 5月19日(木曜日)の報告です。

先月から続けて会場で開催しました。今回は4名の参加です。
Zoomでの参加と違って皆さんと会って、近況報告を話し会えることは何より嬉しいです。

今回はコロナ以前のようにタッピングタッチ アセスメント用紙を利用しました。すごく新鮮な気持ちで自分を見つめ直す事が出来ました。

「5ステップ腕だけ散歩」と、もう一度手の消毒をして、「基本型」を皆が交代して2回しました。久しぶりの基本型ではリズムの速度がなかなか合わなくて難しかったです。でも基本型は、相手の手の温かさでとても気持ちが良いですねと話していました。

毎月一回のほっこり会でタッピングタッチをしていると、タッチの加減が出来てきているねと喜んでいました。毎日は無理でしょうが、次のほっこり会の間に色々なタッピングタッチが出来るといいですね。

また、ストレスチェックカードのシール(Biodot)を用意して下さって、その時々の変化を見せあいました。タッピングタッチの後リラックスしている時とガイド役をしょうとする時とで、ハッキリ変化が出ていました。

タッピングタッチの良さをつくづく実感しました。

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看護師が家族介護や看取りをするということ

2022/05/12インストラクターより

5月5日の祝日夜に、看護職とTT活動を語る会がオンラインで開かれました。今回はテーマが「看護師が家族介護や見取りをするということ」でした。

話題提供は、現在は福岡にお父様とお住いの平由佳さん。

93歳の父親の介護状況の説明をしてくださいました。「TTの腕だけ散歩」を活用し、父親が、頭が重いという時に実施するとのこと。相互に基本型をし、アセスメントをしてみると父親の変化はないが、自分は良くなっていることが解ったそうです。TTを姉と姪に教えたら、姪がTTのオンライン講座に参加する、ということもありました。

自分の「看護職としての介護」を考えると、
①観察力は優れている
②傾聴・共感力がある
③医学的知識・経験での対応ができる
④本人や周囲の家族から安心して頼られる、という自己観察がありました。

また、「母親の終末期看護の在宅での看取り」の経験からは以下のこと。
①看護職であるが知識が無さ過ぎた
②Drとの関係が築けなかった
③父・姉との感覚の違いを感じた
④TTの活用ではTTができたことで救われた
⑤看護職に任せた
⑤看護職を後回しにした

そして今回「思うこと」は、
①家族を支えながら、ケアを通して自分も支えられているという事
②笑って受け止めることが本人もだが自分も一番楽である
③思い通りにいかないことを受け止める
④父にも自分にも敬意を払って思い通りにしようとしない
⑤死については話題にできないがフランクにできればいいなあと思っている

最後に自分の老後の過ごし方を考える時間になって、
①先輩方に生き方、活動について聞くようにする
②やりたいことをやっておこう
③子どもには見取りはさせたくないと思っている

TTをしてもらった時のことは?との質問に対して平さんからは「父からやってもらって、より距離が近づいたように感じた」とのことでした。

以上のような、たっぷりの含蓄のある話題を提供してもらいました。参加者は限られていましたが、家族の介護を経験している人にとっては、自分の経験や状況に重ねると色々な思いが湧いたことかと思います。看護職としての家族介護、という視点の意見交換やタッピングタッチの活用についての時間が十分にはなかったので、今後への持ち越しになりました。

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