活動レポート(ブログ)

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ケアすることを再考させられた気がします

2021/10/05インストラクターより

9月28日の晩、職場で基礎講座Cを行いました😊

私は普段、直接ケアする職員ではないのですが、今年に入ってから良いきっかけがあり、勤務先法人の特養フロアに定期的に足を運んでいます。その流れで、そろそろC講座も!と初めて企画、職員が3名参加してくれました。

いつもはご入居者のその時の姿勢にあわせて、できることをしている感じなので、今回あらためて、ケアタッピングの体験をガイドする流れを復習。

事務局からいただいた丁寧なアドバイスにも支えられて、うつ伏せ、横向き、仰向きなど、いろいろな姿勢で、どんな風にできるか試しながら、リラックスしつつ、楽しく実習できました😄

やってみて、される側がリラックスでき、する側も無理のない姿勢をとることが大切だと実感。
普段からヨガマットを敷いて体操などをしている場所だったので、大丈夫だろうと準備しましたが、やっぱり和室の方が良かったかな、と感じられたり、参加者からは、ベッドでもやってみたい等の声もあがり、次回に向けた工夫を考えてみたいと思います。

〈参加者の感想〉(抜粋)
・されている時はもちろん心地よいのですが、する側の方も最後は自然な呼吸ができるくらいリラックスできたのだと思います。させてもらいたい方のいろいろ顔が浮かびました。
・ケアすることを再考させられた気がします。「相手に変化を求めない」「大事だよ」と伝える。この二つは大切だと感じています。何かしらケアするとその結果を求めてしまう自分の思考に気づくことができました。
・実習をすることで、自分の身体もリラックスできました。新たな感情なんですが、相手がとても愛おしく感じられました。この感情が湧いてきたのは初めてです。何回も経験するたびいろんな感情に出会えます。
・ストレス社会のなかでゆっくりと過ごす時間がある人とない人、心が日々の作業に追われていたり、不安だったり、もともとの自分に返ることができるケアだと思いました。人は一人では生きていけません。その根源を教えていただいたと感じています。

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子どもが自由にしていい時間

2021/10/05インストラクターより

タッピングタッチ協会による子育て家族支援の活動であるZoomで「タッピングタッチで家族のじかん」が9月26日に開催され、福島、福岡、神奈川、愛知、千葉、静岡などから8組のご家族がご参加くださいました。2か月の赤ちゃんから小学校4年生までの幅広いお子さんたちと一緒にタッピングタッチを楽しみました。

 それぞれ自己紹介をしてから、セルフケアである「腕だけさんぽ5ステップ」をしました。体をほぐしてから腕だけさんぽに入るので、自然に乗ってできるのか、子ども達は、ズームの画面の中や画面からはみ出して、元気に腕だけ散歩に参加してくれました。スキップする子やダンスのように動く子もいて、楽しい腕だけ散歩になりました。
 以下シェアした腕だけさんぽの感想です。
・力を入れることばかりが良いように思っていたけれど、もっと自然でいいんだなと感じた。
・あくびが止まらなかった。8才の娘はダンスが大好きなので、楽しめたようだ。
・体がほぐれると、楽しくなるのだなと実感した。
・体がポカポカして、あったかくなった。

 次に、紙芝居「タッピングタッチのなかまたち」を読んでから、相互にする基本のタッピングタッチをし合いました。小学生はお母さんの背中にトントンお返しもできました。相手が赤ちゃんや小さい人のお母さんは、2回目の時はセルフタッピングをしました。

以下シェアしたタッピングタッチの感想です。
・最後のアヒルが気持ちよかった。
・リズムが心地よかった。
・6才の子どもが眠ってしまった。もうタッチしたりすることがなくなってきていたのに、素直に受け止めてくれた。
・あたたかさが気持ちよかった。
・自分にしてみて、自分の手のひらが温かいなと感じた。
・2か月の子どもにやったら、眠ってしまった。自分もあたたかい気持ちになった。

参加してみての感想です。
・子どもが大きくなると、恥ずかしくてだっこできなくなるけれど、タッピングタッチはできるので、親子のふれあいにいいと思う。良い時間がつくれそう。
・こんなに丁寧に子どもの体にふれたことはいつぶりだろうかと思った。ふれ合うことで、自分も落ち着けた。
・気持ちが落ち着いて、リラックスできた。こういう時間をとっていなかった。
・上の子どもにもやってみたい。
・子どもが自由にしていていいよと言ってもらえる講座で嬉しかった。ホッとする時間だった。
・スローな、日常にはない時間が娘や孫ともてた。次回は長女家族も一緒にまた参加したい。
 今回も、子どもたちにエネルギーをもらって、元気な笑顔につつまれた家族のじかんでした。
 次回は、タッピングタッチのポイントや効果も、もう少し丁寧にお伝えしたいと思っています。

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自主練の成果ありました「ねこの足ふみバージョン」

2021/09/23インストラクターより

なんと10回目になりました「みんなでzoomでセルフタッピングの会」(TTフレンドシップinOSAKA)レポートします😄

9/17(土)21:30~22:10、zoomからのプレゼント🎁があって、分かち合いの時間を少し長めにとることができました。
参加人数は参加者3名+運営メンバー6名=9名でした。
zoom係:清水さん、ガイド:鈴木…前回もガイドを担当させてもらったのですが、いろいろ改善したいポイントがあった😅ので、再チャレンジさせてもらいました😁

「ガイドの声が聞こえなかった」というところは、音声共有とガイドのオーディオ設定をいろいろ試して、これがいいのかな、という設定を共有。
Zoom係デビューの清水さんにも準備してもらってほとんどの方が大丈夫😃✌️でした。
それから、前回うっかり飛ばしてしまったネコの足踏みバージョンセルフの最初の呼吸法は、何回か自主練して、当日はとりあえず落ち着いて(笑)。
「(前回のうっかりバージョンより)やっぱり呼吸法をやってからの方がより心地良かった」という意見をもらって、この流れの意味を実感。すごく参考になりました。
今回はイスではなく、下に座って参加されていた方もあったとのことで、そこまでは考えてなかったな~、Zoomって相手の方の環境への配慮というか、声掛けもあったほうがいいんだな、という気付きももらいました。
写真撮影も、名前を消せるバージョンに澤田さんがチャレンジしてくれて、バッチリでした🙆‍♀️

<皆さんの感想を紹介します!>
・ガイドさんの一言一言で、5ステップ腕だけ散歩から身体がほぐれていくのが良かったです。又、いつも頭のタッピングタッチがスッキリしていなかったのが、今日は頭が傾くのを支えるようにタッチする事を教えていただき、やさしく、そーっと支えると、とても気持ちが良かったです。
・力を抜くことはとても難しいので、(腕だけ散歩 5バージョン+呼吸)は緊張緩和にはとても有効だと思います。個人的には(ねこ足バージョンのセルフTTでは)、頚・頭部のソフトタッチはとても心地よく気に入っています。「思い浮かんだことを手放す~」「そのままでいいんだよ~」など穏やかなガイドにも促され、ココロとカラダが緩んだように感じました。手をはじめカラダ全体もあたたまりました。
・前半のリラックスが気持ち良くあくびの連続でした。呼吸法も良かったです。ガイドさんの、温かい癒しの熱量が半端なく伝わってきました。集団効果も毎回感じます。久しぶりぐっすり眠れました。
・遅れての参加でしたが、ゆったりした気分が味わえました。手のひらで目を包み込むのが気持ちよく、首の首のうしろもこってるなあーと気づきました。すてきな時間ありがとうございました。
・なかなか夜は参加出来にくいのですが、都合がついて皆さんとご一緒にT Tできて嬉しいかったです。5ステップも復習できて有り難かったです♪
(レポータ―:鈴木/神戸在住)

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一歩踏み出すには・・・

2021/09/07インストラクターより

9月2日に第6回看護とTTを語る会がオンラインで開催されました。

全国大会直後ということもあってか、参加者は全部で5名でした。

 最初は、自分の体調と最近あったちょっといい話で始まりました。
「休職して親の介護をしていると、主婦業は天気に左右されるなあと思った」とか、「全国大会で発表の機会を頂き、まとめることは大切で自分には嬉しいことだなと思った」とか、「依頼された原稿に「すてきな文章ですね」と言われ嬉しかった」こと、「全国大会で同じ地区で活動している方、インストラクター養成講座の同期の方に久しぶりに会えて嬉しかった」ことなどが話されました。こうやって、ちょっといい話で会を始めると、心がゆるっとして、前向きないい雰囲気になってとてもいい感じです。
そして、休憩がてら「 5ステップ腕だけ散歩」で体もゆるめてリフレッシュできました。

 さて、今回はTT活動の報告の予定がなかったので、8月28日開催の全国大会に関することから、話しをしていきました。

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 まず「ブレイクアウト時に男性(病院事務)から「資格はあるが職場ではTTをするチャンスがない。やりにくい、できない。」との発言があって、そんなインストラクターとの横の繋がりをもつことや、連絡をとることも必要ではないかと思い至ったので、根気と本気で、自分から動いてみようと思う」と発言がありました。

 また「看護」発表後のブレイクアウト時に男性から「興味はあるが専門職ということでハードルが高い」とあった。看護を語る会では参加者が専門職だけでなく、自分自身や家族の看護場面からTTを語ってもよいのではないかと思った。

 大会発表にあった大阪・兵庫の地域活動のように自立していけるグループがうまく出来ないかと思う。ズームは便利だが参加することはハードルが高い。先輩が引っ張ってくれることも必要では?

 仙台では地域のインストラクターが3か月毎に集まっていたが、コロナ禍で休止中。イベントの立案はしないが、講座開催時に助手をしてくれるメンバーを募ったり、参加協力を申し出たりの関係を持っていた。

 インストラクターで活動を始めるきっかけとして、「是非あなたと一緒にやりたい」といわれたら参加するのではないか。ホスピスやターミナルでやっている人への声掛けもどうか。

 各自が出来る範囲で、プレッシャーやストレスにならないようにが大事。ズームでやれる事もあるし、何人でもできる事を考えるのもいいかも。

 同期の人達への声掛けや集まりもいいのでは。

 自分より後輩のインストラクターとは関わりがないので、大会2日目で会えれば嬉しい。
 子育て家族支援講座のように公開にしたら、NSだけでなく看護に感心のある家族の「ケアギバー」なども参加するかも?

 一般の人の参加をどうするか。「語る会」発足時の原則はそのままに今はしたいと思っている。来月あたりにもう少し話会いましょう。

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・本日の参加者全員が全国大会1日目に参加していたため、インストラクターの活動発表のテーマであった「一歩踏み出しました活動発表」にまつわる意見交換となり、インストラクターの置かれている環境について考える機会ともなりました。

・前回は、看護者も「ゆるむ」事をもっと大事にして、この会への多くの看護者の参加について考えたが、今回は専門職だけでなく「看護におけるTT」の視点をゆっくりと検討できればと感じました。

・次回は10月7日(木)20時~21時半

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お母さんの「よしよし」がいつもより気持ちよかった

2021/08/26インストラクターより

 3月から始まった子育て家族支援講座は、7月から「タッピングタッチで家族のじかん」と名前を変えて、続いています。今回もたくさんのご参加がありました。小さなお子さんのいる5家族と子育て支援に関わる方などが3名、それぞれのお家から集ってくださいました。その中には愛知県の祖母と神奈川県のお孫ちゃん達という微笑ましいご参加もありました。初めてのご参加も3家族あり、少しずつ広まっていることが感じられました。

 第6回目8月22日開催は、静岡のインストラクターで助産師の近藤亜美さんがご案内役でした。
まずは、簡単に自己紹介し、5ステップで腕だけ散歩、感想をシェアした後、紙芝居を見て、お互いにタッピングタッチをし合い、感想のシェア、最後にネコのあしふみバージョンでセルフケアをしました。

☆5ステップ腕だけ散歩の感想
・3年生女子: けっこうおもしろかった。揺らすところとか。
・1才児母: 以前は全く知らん顔だったのに、今日はまねっこしたりする姿を見て、成長を感じた。ばぁばも一緒にできた。
・神奈川インストラクター: 初めてあくびがたくさん出てびっくりした。
・9カ月・2才母: 娘がソファーではずみながらやっていた。
・1カ月・2才母: こんなゆったりした時間がとれないので、癒される曲を聴きながら、とってもゆっくりできた。
・3年生母: ゆっくり動いて心地よかった。長さもちょうどよかった。

☆タッピングタッチ感想
・4年生女子: お母さんに最後に「よしよし」ってしてもらった時、いつもより気持ちよかった。
・4年生女子母: 娘の手のぬくもりが伝わってきて、自分の疲れや冷えを自覚できた。とても心地よかった。
・3年生女子: 楽しかった。いい気持ち。やるのがおもしろかった。
・3年生女子母: やってもらって、あったかくって、娘がこんなに優しくできるんだと驚き、いやされた。
・1才母: 自然体で参加できてうれしい。・4年生女子: Aちゃんが、たまにおばちゃんにやってあげてて、すごいなと思った。
・1才母: ばぁばとの間に時々入ってきて2秒トントンしては去って行く

感じだった。毎回参加することで、娘の成長が見られてうれしい。
・9カ月2才母: 2才の娘にトントンしたいと参加したけれど、娘は遊んでいてやらせてくれなかった。0才の息子にやってみたら、ぐっすり眠った。次回は娘にしたい。
・愛知インストラクター: ぎっくり腰で動きづらかったけれど、次女がタッピングタッチをしてくれて、リラックスできた。・次女: リラックスしている様子を見て、こちらもリラックスできた。タッピングタッチってやっぱりいいなと思った。
・山口インストラクター: それぞれのお家で、自然体で参加できるこのZoomでの集いはとてもいいとしみじみ感じている。日本中、世界中に伝えたい。
・神奈川インストラクター: ポカポカして、スッキリして、びっくりしている。

 継続してご参加の家族、初めてご参加の

家族がそれぞれのお家でのんびりとタッピングタッチを楽しむ様子が見られました。小学生は上手にお母さんにトントンしていました。月に1回でも、このようなふれ合いの時間をもつことは、親にとっても、子どもにとっても、とても貴重な経験になっていくと思います。年齢層が広いのも良いと感じます。小さな人は大きい人の姿を見、大きい人は小さい人のあどけない様子を見る良い機会でもあるでしょう。今回のZoomでは、「タッピングタッチで家族のじかん」は、意図した以上の実りある時間になっているように感じることができました。

認定インストラクター 中田利恵

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