活動レポート(ブログ)

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それぞれの新しい一歩

2023/03/09インストラクターより

春ですね。
色々なことが動き始めた方も多いのではないでしょうか?
兵庫県の「ほっこり会」では、タッピングタッチでほっこりゆるみながら交流することで新しい一歩を踏み出している方も多いようです。

毎月開催の「ほっこり会」は兵庫県三田市の会場とオンライン!
どちらでもご参加できます。
次回は、3月23日(木曜日)です。
詳細・申込みはイベントカレンダーをご確認ください。

 

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タッピングタッチを楽しむ集い「ほっこり会」(第38回)2月16日(木曜日)

今回はいつもの会場と違い、三田市フラワータウン市民センター 視聴覚室でした。
会場に5名と京都からオンラインで1名の参加でタッピングタッチをしました。

今回は皆さんそれぞれの活動が活発で、近況報告が長くなりました。

近況報告と感想
・学校関係のタッピングタッチでは高校生に教えたり、先生に研修をする予定で緊張しています。
・滋賀県でタッピングタッチの体験会をしてきました。
 参加者は8名、初心者の方が半分でした。喜んでおられました。
 参加者の中で娘さんに「聞いてきて」と言われた方もおられました。
 「タッピングタッチって なに それ!」と言われました。
 もっと知ってもらうために広報的なものが欲しいです。
・傾聴ボランティア養成講座に参加して、相手の話の聴き方に気づかされました。
・家庭菜園のお仲間が、タッピングタッチの話を聞いてこられた方に、タッピングタッチをしてあげたら、気持ち良かったと話されていました。
・インストラクターの認定試験を受けました。
    地域活動の人達や看護士の人達に「触っていい?」と聞いて、背中だからやってみたら、気持ちがよいと言っていただいきました。教えるのも良いが、してもらう方が気持ち良かったです。
・インストラクターの研修に行きました。個人指導みたいで、色々手直しして頂いて良かったです。

 

「5ステップ腕だけ散歩」と「セルフタッピング」と五感準備体操を皆さんと一緒にしました。

Zoomの後「基本型」を短めでしました。
やはり「基本型」のように背中にしてもらうのは、温かくなって気持ちが良かったと話しています。
早く皆さんと一緒にタッピングタッチ「基本型」をしたいと思います。

 

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今の感動を楽しんでね

2023/03/09インストラクターより

「タッピングタッチで家族のじかん」  2月の報告
ファシリテーター:近藤亜美   記録:中田利恵

2月は、看護師でタッピングタッチインストラクターである方とその同僚の、2歳のお子さんとお母さん、妊娠中の方がご参加でした。

最初に「5ステップ腕だけ散歩」を行い、感想をうかがいながら自己紹介していただきました。

ポカポカして指先まであたたかくなった。」
「仕事や育児の疲れが取れた感じがする。自宅でもやっていきたい。」
「妊娠中で切迫早産のため自宅療養中です。久しぶりに背筋を伸ばした気がします。」


2才のお子さんは途中で出入りしていました。ファシリテーターの亜美さんから「ママが腕だけ散歩をお家でするとき、お子さんも誘って一緒にやるのもいいですよ。」とアドバイスがありました。

今回はセルフタッピングとセルフケアねこ足バージョンを行いました。

看護師の方が「夜勤の後、緊張感が取れず眠れないことがあるのでセルフケアをして自分を緩めることが大事だと思った。」と言われると、助産師でもある近藤さんから、「看護職はどうしても緊張の連続なので、手のひらで自分の腕をよしよししたり、自分に触れてあげるといいですよ。」とのコメント。

また「受診時など病院の待合室でも使えます。長い待ち時間、イライラしたりまた不安に駆られたりしがちだけれど、人知れずトントンしたり、ふみふみしたり、気楽にいろいろな場面で使うことができます。」とタッピングタッチの具体的な場面での活用について教えてくれました。

妊婦さんへのアドバイスは、「初めての妊婦さんは戸惑いの連続です。生まれたあとも”今の大変さの連続” 。首が座るまでの大変さ、2歳の大変さ、成長しての大変さ。そうやっていつも今の大変さがあります。お母さんは、『初めてだもん。うまくいくわけないもん』と思っていいですよ。」

「今の感動、を楽しんでね♪ 今、感動している赤ちゃんの胎動は、今しか味わえません。幼児期には、幼児期の幸せがあります。今の幸せ、子供の目の輝きに焦点を当てましょう。

そうすると大変さは薄れますよ。子どもとお花を見たり、葉っぱのにおいをかいだり、小さい子がいるからこそ味わえることを楽しんでくださいね。」と素敵なアドバイスがありました。

「タッピングタッチで家族のじかん」では、絵本や紙芝居の時間もあります。

今回は、絵本『はんなちゃんとへんちくりん』
「なんでお医者さんに行くの?」と子どもに聞かれた著者の実体験から生まれた絵本です。

絵本を読み終わったあと、参加者のお一人が「子どもが1才の時、病気で1か月入院しずっと付き添った。親が一緒にいることで子どもは安心していたようだった。」と話してくれました。また別の参加者は、「親はあなたを思っているよ。ということこそが伝えたいこと。「そばにいるよ」ということで子どもは力がわく。」とお話ししてくださいました。

タッピングタッチは、「ここに一緒にいるよ」と言葉を使わず伝えることができる方法でもあります。

大切な人と一緒にタッピングタッチをしませんか?🍀

「タッピングタッチで家族のじかん」は、毎月末日曜日に開催しています。
詳細は、イベントカレンダーをご覧ください。
次回は、3月26日(日)10:00~12:00です。

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自分の内面にふれていく2週間

2023/03/02インストラクターより

タッピングタッチは、二人ペアで行う基本形が一番大事と思い、セルフケアはあまり取り組んできませんでした。

コロナによるストレス、リモートワークなどの在宅勤務、あらゆる年代で一人暮らしの方が増えている現状。

そんな中でセルフケアを必要としている方、セルフケアの手段を求めている方が増えていることを実感するようになり、2022年の夏に、まずはインストラクターである自分が「タッピングタッチによるセルフケア&マインドフルネス2週間オンラインプログラム」に参加することにしました。

また、マインドフルネスと講座名に入っていたのも、私がこの講座を受講しようと思った動機です。というのも2019年12月の「タッピングタッチとマインドフルネス」という中川一郎さんが東京で開催した講座で、マインドフルネス瞑想の手順に従って行うより、タッピングタッチを行なった時の方が、簡単に深くマインドフルネス状態になることを実感していたからです。

この2週間オンラインプログラムでは、初回の講座でタッピングタッチについてとセルフケアの方法を2つ学びます。

講座受講者に音声と動画が届くので、それらを活用して1週間セルフケアを実践します。単発の講座だと、この時点で自宅でのセルフケアは「また今度でいいや」となってしまいがちですが、2週間オンラインプログラムは、1週間後に2回目の講座があるのでサボる気持ちにブレーキがかかります。

また毎朝リマインダーメールが届くので、「他の受講者も継続しているだろうなぁ。今日もやろう!」という気持ちが起きます。そして毎日実践すると、今度は自分の変化に驚き、続けてみたい気持ちが湧いてきました。

いいタイミングで2回目の講座です。
1週間セルフケアを実践しての感想やそれぞれの気づきをシェアし合います。
また、知識としてのマインドフルネスを学びます。他の参加者のシェアを聞くことで新たな気づきが起こることもあります。一音さんに質問もできるので、疑問点を解消して新たな気持ちと学びが増えた状態で2週目のセルフケアを始めることができました。

セルフケア2週目では、体と内面の変化が起こっていくのがわかりました。
心と体が連動しているということはもう一般的ですが、タッピングタッチでは心よりもさらに深い部分に気づく、ふれていくように感じました。内面は変化するものではなく、人間(いのち)本来の輝き、やさしさ、穏やかさなどは常に自分の中に存在していた、ということを思い出しました。忙しい現代社会ではそれらを忘れてしまっていたり、防御しないと生きていけない人が多いのだと思います。

そして3回目、最後の講座。
一人で気づくだけではなく、アウトプットすることで確かなものになっていきます。一音さんや他の受講者のフィードバックをいただき、またハッと気づいたり、腑に落ちたりします。初回の講座では緊張した顔が多かった画面が、3回目は柔らかな顔が並ぶ画面に変わっています。2週間それぞれの場所で継続してきたセルフケアを一緒にやる時間も格別です。週に1回2時間を3回ご一緒しただけなのですが、みなさまとお別れするのが名残惜しい。充実のプログラムでした。

基本形のタッピングタッチで「大事にされた感じがしました」「なんか安心しました」などの感想を聞くことが多いですが、セルフケアでは、自分で自分を大切にすることができます。自分の中のやさしさ、安心の部分にふれる時間を持つことができます。 

また基本形のタッピングタッチをさせていただいていて、初めてお会いする方なのに慈しみが湧いてくることがあります。この講座で2週間セルフケアを実践して、自分の体にも、存在そのものにも慈しみの気持ちが湧いてきました。それまで自分の体にていねいにふれたことはなかった。 やさしい言葉をかけてこなかった。それが自然と「ありがとうね」「大好きだよ」とふれていました。

タッピングタッチが初めての方も、タッピングタッチの基本とセルフケアを学ぶことができるプログラムです。

タッピングタッチに慣れ親しんでいる方も、インストラクターさんも参加してみませんか?
新たな気づきが起きるかもしれません。タッピングタッチがもっと好きになるかもしれません。
インストラクションや声かけが変わるかもしれません。

認定インストラクター 吉田朋佳

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とりあえず、やってみよっ会

2023/02/09インストラクターより

2020年のパンデミック以降、オンラインでの会議や講座が増えています。
タッピングタッチ協会でもzoom開催のインストラクターの集い(現在は会員であれば参加できます)などでの実践を経て、インストラクター主催の講座や体験会がオンラインでも開催されるようになりました。 

zoomでの講座イベント参加経験がある方は、世界的にもうなぎ登りで増えています。一方講座を主催する側に立つことには、二の足を踏んでいるインストラクターも多いようです。そんな方に3人のインストラクターが「とりあえずやってみようよ~(^^)」と声かけし、『とりあえず、やってみよっ会』を毎月開催しています。
 
zoomの使い方(例えば、音楽共有)を教えてもらいながら自分のパソコンで実践したり、ビデオの写り方をフィードバックしてもらうこともできます。またタッピングタッチのガイドの練習やブラッシュアップの場としても活用できます。会場での講座開催には慣れていてもオンラインで気をつけるところは異なったりします。
 
まずは「とりあえずやってみよう~」♪
『とりあえず、やってみよっ会』に参加してみませんか。
気軽で、楽しく、勉強になる会です。
 
次回は、2月16日(木)20:15-21:45「音楽共有どうするの?」開催予定。
詳細・申込みはイベントカレンダーをご確認ください。
イベントカレンダー⇒ http://www.tappingtouch.org/?page_id=59
 
 
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昨年3月からしている『とりあえず、やってみよっ会』についてご報告します(^o^)
 
インストラクターさんを対象に、オンラインでのタッピングタッチの伝え方について、名前の通り「とりあえずやってみよう~」と気軽に練習したり、情報交換している会です。福岡の石田さん、清水さん、神戸の鈴木が世話人をしています。
 
毎回5~10名ぐらいのインストラクターさんがZoomで集まって、90分ほどワイワイやっています。
 
内容は回によって、例えば「Zoomのホストをやってみたい」「音楽をどんな風に流したらいいか試してみたい」「5ステップ腕だけ散歩のガイドをやってみたい」など、その日の参加者さんの希望で進んでいきます。
 
1月は29日(日)の午前中に行いました。9名参加。最初は皆さんの近況をゆっくりお聴きしていて、その時間も楽しいです。
続いて「5ステップ腕だけ散歩」をやりました。ガイドは、その場で「やってみる!」とチャレンジした佐々木さん。やりながら気を付けたこと等も共有してくれて、皆さんから感想や質問もたくさん出ました。
 
今回、楽しかったのはZoomのチャット機能をみんなで試したこと!じゃんじゃん入力してみたり、ファイルを送る機能の練習もしました。
 
世話人 鈴木

経験して初めて見えることがある

2023/02/02インストラクターより

2022年毎月第1木曜日に開催されていた「看護とTTを語る会」は、2023年「看護職TTほっとな会」と名前を変えます。
タッピングタッチ認定インストラクターであり、現役看護師や元看護師のメンバーがオンラインで語り合っています。日頃のストレスをつぶやいたりも。ご参加お待ちしています。
次回以降は、2月2日(木)、3月2日(木)20:00~21:30に予定されています。詳細は、イベントカレンダーをご覧ください。

看護職に限らず、自分が患者になって初めて気づいたことがあったと語るインストラクターも多いです。
「入院・手術の不安で病院のベッドの中でいたたまれなくなった。その時、自分にタッピングタッチをしたら、すーっと心が落ち着き手術を迎えられた。」「
手術後の痛みが出た時もタッピングタッチを行うことで落ち着くことができた。」というお話。
また、普段タッピングタッチを積極的には望まない家族も入院中に「タッピングタッチしてみる? 」と声をかけると頷き、タッピングタッチをする方もしてもらう方も静かな時間が持てた。などというお話も聞きます。

2022年10月「看護とTTを語る会」の報告をお読みください。

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2022年10月6日(木)20:00~21:30 「看護とTTを語る会」がオンラインで開催されました。5名のメンバーが参加しました。

10月は参加者のお一人が看護の専門職としての視点と体験者(患者として)しか分からない思いを語っていきたいと、治療についてや患者になっての気持ち、そして気づきを丁寧に話してくれました。

30年前に入院したときは患者と患者のベッドの間のカーテンは起床時に開け、就寝時に閉めていたが、今回の4人部屋での入院生活ではカーテンが閉め切りでびっくりしたこと。
洗面所での患者同士の会話に励まされたこと。
手術後のICUでのバックケア、熱いタオルを背中に当ててもらうケアがとっても気持ちよく忘れられないこと。
毎日の朝夕夜の勤務帯毎に担当看護師が「本日担当の看護師の○○○○です」ときちんと名乗ることは患者にとって大事な意味をもつこと。など。

そして患者から見える医師、看護師の何気ない仕草や対応から関わる人が見えてきたそうです。
かかわる人は理解しようと思っても理解できないことがあること。そのことをわかって関わることが大切。」という言葉が響きました。

他の出席者からも「自分が入院した時も、常に看護職意識があった」「看護職と言わないで患者体験をし、看護師の観察をした経験がある」などの発言がありました。質問もあり、エピソードを交えて答えてくれ参考になりました。

「経験して初めて見えることがある」これからも、看護の専門職としての視点と体験者(患者として)しか分からない思いを語っていきたいそうです。

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