活動レポート(ブログ)

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タッピングタッチとマインドフルネス

2019/12/19協会より

12月15日(日)に認定インストラクター対象の「タッピングタッチとマインドフルネス」研修が開催されました。12月ながら定員一杯の参加で、とても充実した研修となりました。

マインドフルネスはアップル社やグーグル社が社員教育に取り入れて評判になり、日本でもよく聞くようになりました。もともとは仏教の教えである「気づき」を語源として、「今ここにある」ことを瞑想などを通して習得し、慈悲の心を育むようです。企業ではマインドフルトレーニングで、ストレスケアやパフォーマンス向上などにつなげているようです。

今回の研修では「タッピングタッチをすると自然に無理なくマインドフルになる」ことを体験し、そのことが「相手をケアする」「自分をケアする」ということを通して起こることを確認できました。

「タッピングタッチ」と「マインドフルネス」は重なるもの、切っても切れない関係であるようです。

以下感想です。今後のマインドフルネスに関連しての研修や講座に期待が高まる内容でした!

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* マインとフルネスとタッピングタッチ(以下TT)の重なりと異なる所を体験的に知ることができ、多くの学びがありました。

* TTは基本型もセルフも含めて、とても自然にやさしくマインドフルネスの世界にひたされます。今日はTTをしながらの、体験の中でのきづきの大切さを学びました。

* 今日はマインドフルネスの方法とTTのもたらすマインドフルネスの共通項や違いについて、学ぶことができて有意義でした。TTのタッチから生まれる温もりと関係性への気づきが慈悲の心につながる事を改めて心に刻めた気がします。

* 今日の話の中で昨年11月のケアタッピングの研修のことを思い出しました。
昨年の気づきですが…「TTのリラックスやあたたかい交流、ケアなど」については、それまでもTTの効果として感じていたのですが、ケアタッピングをしたり、されたりする体験の中で「ここにいていいんです。ここに(私)いてもいいんだ」という肯定的な感じではなく、ただ「ここにいるんですね。今、(私)ここにいる」というニュートラルな体験でした。(それが)マインドフルネスに近い体験だったのかもしれません。

* マインドフルネスとTTの共通点など、ふに落ちる感じが強かった。

* マインドフルネス(瞑想)との大きな違い、ふれること(TTの)を改めて考えてみたいと思いました。からだにふれなくてもTTと同様の体験を多くの方と体験していますが、そこ(気づき)に到達するまでにはトレーニングに時間がいります。それに比べてTTの心と身体の交流のストレートさ、誰でもできる気軽さは何なのだろうと深く思い入りました。(ふれるのは本来自然なこと、健康的にそれを用いるということ…)

ちょこっと紹介(親子向けのリラクセーション)

2019/12/19協会より

タッピングタッチインストラクターでもあり、臨床心理士の田中和代さんの著書「家庭でできる呼吸法でストレス解消~心静かな毎日を過ごそう~」が事務局に届きました。

子どもを中心に家族でできるストレス解消法の本で、2012年に「先生が進める子どものためのリラクセーション(授業用パワーポイントCD・音楽CD付き)」に出版された本の改訂版として出たものです。

その巻末に初版から付録として「タッピングタッチでリラクゼーション」が掲載されていますが、今回タッピングタッチのインストラクションやコラムなど最新にして出版されました。

田中さんは臨床心理士でスクールカウンセラーをしており、子どもの心の支援方法をいろいろ提案されています。今回、「先生が進める」でなく「家庭できる」というタイトルに変更されて出版されており、家庭でのストレスケアに目を向けている感じです。呼吸に着目したストレス解消法が紹介されています。

タッピングタッチをすることで、自然に無理なく呼吸が整っていきますから、ぜひタッピングタッチを使って家族でケアし合えるといいですね。

 

 

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桜ボランティア協会主催 体験会

2019/12/17協会より

桜ボランティア協会主催 体験会

日時:2019122日(月) 15001600
場所:桜地区市民センター
対象:桜地区でボランティア活動をしている方
人数:36

今年の全国大会にきてくださった四日市のNPO法人四日市男女共同参画研究所の代表である坂倉加代子さんさんが、一音さんの講演とタッピングタッチに強く感銘し、ぜひ地域で活用してもらったら、と地域で長くボランティア活動を展開している桜地区の桜ボランティア協会につなげてくださいました。

体験会には36名の熱心なボランティアが集まり、四日市市内のインストラクター中川里美さんを講師に、県内のインストラクター鈴木妙子さんと稲垣マキさんがお手伝いにかけつけてくれました。

このボランティア協会では「病院等付添支援(病院への付添者のマッチング):市内でも評判が高い協会活動の柱)」「買い物送迎(ショッピングモールへの送迎)」「見守り活動(地区内幼保園で未就園児の遊びを見守る)」のほか「駅前憩いの家」での週に3日のテーマ多様なボランティアの集いを展開しています。この「駅前憩いの家」の第一火曜日の集いで定期的にタッピングタッチを使いたいからと、さっそく翌週の12月10日(火)からタッピングタッチ・タイムを設定してくれました。

地域で高齢者がお互いに助け合う、幼児の成長過程に高齢者が関わる中で、タッピングタッチが自然に活用されていいき、ケアし合うコミュニティの一助になればと思います。

まずは2020年3月まで毎月中川里美さんが担当し、東海地域のインストラクターさんたちも協力してくれそうです!ありがとうございます!

(文責:中川祥子)

 

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2020年1月11日、基礎講座B in三重 お申込み受付中!!

2019/12/17お知らせ

2020年最初の講座は1月11日(土)三重県四日市市にて開催される基礎講座Bです。2時間半でセルフケアを深く学びます。自分のペースでいつでもどこでもできるセルフケアの大切さや、セルフケアの為に特別に編集されたCD(販売あり!)を使った深い癒しの体験は、タッピングタッチの奥深さを知ってもらえる体験となるでしょう。タッピングタッチのエッセンスを体験できるこの講座をお見逃しなく!!

チラシはこちらよりダウンロード下さい→基礎講座B 2020.1.11

お申し込みはタッピングタッチ協会まで→info@tappingtouch.org

協会小冊子No.2(タッピングタッチの理論と実践)発刊!

2019/11/21お知らせ

待望の出版物のお知らせです!

2017年8月に仏教看護・ビハーラ学会で、中川一郎さんがワークショップと講演をさせていただきました。ワークショップはタッピングタッチの体験でもちろん大好評!

またその時の一郎さんの講演では、「タッピングタッチの長年の実践から見えてくるものが、仏教の開祖であるブッダの教えに重なる」といった内容で、最近世界中で注目されている「マインドフルネス」につながるとても興味深いものでした。

とてもよみやすくていい内容なので、許可をもらって学会誌に掲載されたものを編集して、タッピングタッチをより多くの方に、より深くより多角的に理解してもらえるよう小冊子にしました。

また巻末には、2018年の9月に一郎さんが勤める大阪経済大学で学生向けに書いたものと合わせて掲載されています。やさしい口調で今時の若者に伝えたいメッセージがつまっています。

現在グッズ購入システムを変更中で、まだ購入ページには掲載されていませんので、ご希望の方は 「TTねこあしショップ」から、ご注文ください。

「タッピングタッチの理論と実践」
      ホリスティックケアからみえるブッダの教え

     中川一郎 著 一般社団法人タッピングタッチ協会発行
     A5サイズ 74ページ 600円(税込)送料別

<「タッピングタッチの理論と実践-ホリスティックケアからみえるブッダの教え」の「はじめに」(中川一郎)より>

  タッピングタッチは、私が長年実践してきた臨床心理学、ホリスティック心理学、コミュニティ心理学などを基礎に、多くの人々と様々な専門家による実践を通して培われてきました。難病で絶望の中にいた人、慢性の痛みや苦しみをかかえていた人、死をまじかにした人達、多くの人たちとのふれ合いや出会いも含まれています。

 このブックレットに収録された『タッピングタッチの理論と実践:ホリスティックケアからみえるブッダの教え』は、仏教看護・ビハーラ学会の年次大会(2018)でのワークショップと講演の記録です。本文にあるように、タッピングタッチは仏教や宗教をルーツに持っていませんが、タッピングタッチの長年の実践からみえてくるものは、仏教の開祖であるブッダの教えに重なることです。

 タッピングタッチの体験は、人のあたたかさ、やさしさ、思いやりの気持ちなどを実感させてくれます。やさしい心でケアされるとき、人は深く癒され、安心と信頼感を取り戻していくことができます。相手を大切にする行為を通して、する側もされる側も、本来のやさしさや素敵な笑顔をとり戻して、とても嬉しい気分になります。

 さてこのような素朴な体験が、仏教の大切な教えとどのように重なるのでしょうか? ぜひ、このブックレットの本文と体験を通して、感じとって頂ければと思います。このブックレットに掲載されたもう一つの原稿「自己紹介とThe Quality of Life Improvement Program」も含めて、より豊かで健康な人生を歩むための一助になりますように。